常寂光寺

常寂光寺 仁王門の新緑

常寂光寺の概要

常寂光寺は、大本山 本圀寺の十六世 日禛(にっしん)が慶長年間(1596 〜 1614)に小倉山の地に隠棲したのにはじまる。

日禛は加藤清正、小早川秀秋といった武将から一般町衆まで多くの帰依者を抱える名僧であったが、文禄四年(1595)豊臣秀吉が建立した大仏殿(現在の方広寺)との関係を巡って本山が分裂した際に本圀寺を出て当地へ辿り着き、諸大名の支援をうけて伽藍を整備した。

常寂光寺の境内の本堂、多宝塔、仁王門はいずれも創建当時のものが現存する。

本堂は小早川秀秋によって寄進された伏見城の客殿。

仁王門は承和年間(1345 〜 1349)に建立された本圀寺の南門を移築したもので、仁王像は運慶作という説もある。

多宝塔は元和六年(1620)の建立。

常寂光寺 多宝塔

また開山の日禛は丹波から京都へ物産品を運ぶ際の水運路を確保するために行われた大堰川の工事に尽力したことでも知られ、この水運ルートが現在の「保津川下り」の発祥といわれている。

常寂光寺の見どころ

嵐山屈指の青もみじ・紅葉名所

常寂光寺 仁王門の紅葉

百人一首でも有名な小倉山の斜面に立つ常寂光寺の境内は数多くのもみじに覆われており、新緑や紅葉の名所として知られる。

境内はさほど広くないものの、もみじの美しさは京都紅葉名所の二大巨頭「東福寺」、「永観堂」にも劣らない見事なもの。

新緑の季節は比較的空いており、静かな山のなかで瑞々しい春の息吹を堪能できる。

常寂光寺 仁王門と階段の新緑

嵐山花灯路のライトアップ

常寂光寺では毎年12月上旬の「嵐山花灯路」にあわせて灯籠によるライトアップが行われる。

ただしこの時期はすでにもみじも散ってしまっている上に安全のため歩ける範囲も限られているので、さほど魅力はない。

ライトアップは年によって行われない可能性があります。必ず最新情報を確認してから訪問してください。

常寂光寺 写真撮影の注意事項

常寂光寺 紅葉シーズンの多宝塔と眺望

紅葉シーズンは三脚禁止。

秋は開門前から行列ができる上、境内の道が狭いため人の写り込まない写真を撮影するのはぼぼ不可能。

常寂光寺の混雑

常寂光寺 紅葉シーズンの混雑

平時は空いている日が多い。

紅葉シーズンは開門前から行列ができ終日混雑する。

常寂光寺の御朱印

常寂光寺の御朱印

300円。紅葉シーズンなど混雑時は書き置きのみ。

常寂光寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 嵐電「嵐山駅」徒歩20分
  • JR線「嵯峨嵐山駅」徒歩15分
  • 阪急電車「嵐山駅」徒歩25分
  • 市バス(系統:11、28、93)「嵯峨小学校前」徒歩10分
  • 京都バス(系統:62、67、72、77、90、92、94)「嵯峨小学校前」徒歩10分

駐車場

山門の右側に駐車場があるが狭い。また紅葉シーズンは閉鎖される。

清凉寺の有料駐車場などを利用して徒歩で散策したほうがよい。

常寂光寺の基本情報

常寂光寺 仁王門の新緑

  • 名前:じょうじゃっこうじ / joujakkouji
  • 創建:1596 〜 1614年
  • 山号:小倉山
  • 開山 / 開基:日禛
  • 宗派: 日蓮宗
  • 本尊:十界大曼荼羅
  • 公式情報:https://www.jojakko-ji.or.jp
  • 観光エリア:嵐山・嵯峨野
  • 住所:〒616-8397 京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 ~ 16:30
  • 拝観料:500円
  • 所要時間の目安:30分