野宮神社の概要
野宮神社は、平安時代初期 嵯峨天皇の代に伊勢神宮へ仕える斎王が伊勢へ出発する前に身を清めた野宮社にはじまるとされる。
源氏物語「賢木」の巻にも登場するなど古来から有名な聖地であり、黒木の鳥居や小柴垣は平安時代の雰囲気を今に伝えている。
斎王制度は後醍醐天皇の時代に南北朝の戦乱の影響を受けて廃止され、以降は神社として存続した。
その後、応仁の乱(1467 〜 1477)など数々の戦火の中で衰退していたが、皇室と縁のある由緒正しい地であることから後奈良天皇、中御門天皇らによって再興され現在に至っている。
野宮神社の見どころ
竹林の小径
竹林の小径は嵐山、ひいては京都を代表する景観として有名であり、野宮神社は小径の入り口にあたる。
12月上旬の「嵐山花灯路」ではライトアップも行われ、夜間まで多くの人で賑わう。
ご利益 願掛け
- 縁結び
- 子宝
- 安産
境内にある「お亀石」を撫でながら願い事をすると1年以内に叶うという信仰がある。
野宮神社 写真撮影の注意事項
特になし。
竹林は人通りが多いので三脚などを立てる場合は周囲への配慮が不可欠。
また近年は朝の7時台より外国人観光客が散策しているため、人の写り込まない写真を撮影するなら日の長い夏場の早朝などが望ましい。
野宮神社の混雑
終日混雑が激しい。
渡月橋などと一緒に朝方に散策するとよい。
野宮神社の御朱印
300円。御朱印はなくスタンプのみ。
野宮神社のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒616-8393 京都府京都市右京区嵯峨野宮ノ元町1( →地図でみる)
- →現在地から野宮神社の経路を表示
- →京都駅から野宮神社の経路を表示
電車 バス
- 嵐電「嵐山駅」徒歩5分
- JR線「嵯峨嵐山駅」徒歩10分
- 阪急電車「嵐山駅」徒歩15分
- 市バス(系統:11、28、93)「野々宮」徒歩3分
京都バス(系統:62、67、72、77、90、92、94)「野々宮」徒歩3分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
なし。
渡月橋周辺の駐車場などを利用。
野宮神社の基本情報
- 名前:ののみやじんじゃ / nonomiyajinja / ちくりんのこみち / chikurinnokomichi
- 創建:不詳 / 平安時代頃
- 祭神:天照大神
- 公式情報:http://www.nonomiya.com/index.html
- 観光エリア:嵐山・嵯峨野
- 住所:〒616-8393 京都府京都市右京区嵯峨野宮ノ元町1( →地図でみる)
- 受付時間:境内自由 / 9:00 ~ 16:30
- 拝観料:境内自由
- 所要時間の目安:30分