渡月橋の概要
渡月橋は、承和三年(836)弘法大師の弟子 道昌が大堰川(おおいがわ)で修行した際に架けられたのにはじまるとされる。
当時は橋南詰にある法輪寺にあやかって「法輪寺橋」と呼ばれており、「渡月橋」という名前は亀山上皇による命名という。
以前はもう少し上流に架設されていたが、慶長十一年(1606)保津川の土木工事の際に現在地へ移築された。
現在の橋は鉄筋コンクリートで組まれているが、見た目は木造の頃の雰囲気を踏襲したような作りになっている。
渡月橋の見どころ
四季折々の景色が楽しめる嵐山のシンボル
渡月橋周辺は嵐山を代表する景観として広く知られており、桜や紅葉など季節に応じて様々な景色が楽しめる。
その風光明媚さは平安時代頃より天皇や貴族の遊楽地、別荘地として有名だったという。
関連記事
嵐山花灯路(2021年で終了しました)
渡月橋は毎年12月の「嵐山花灯路」でライトアップが行われる。
南側の中之島公園では生花の展示などが催される。
渡月橋 写真撮影の注意事項
歩道はあまり広くないので急に立ち止まったりしないように周囲の人への配慮が必要。
渡月橋の混雑
有名な観光地であり年中混雑する。
早朝に訪れると混雑を避けられる。
渡月橋のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒616-8383 京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町( →地図でみる)
- →現在地から渡月橋の経路を表示
- →京都駅から渡月橋の経路を表示
電車 バス
- 嵐電「嵐山駅」徒歩5分
- 阪急電車「嵐山駅」徒歩3分
- 市バス(系統:11、28、93)「嵐山」または「嵐山公園」徒歩すぐ
- 京都バス(系統:62、63、66、72、73、76、83、86、92、94)「嵐山」または「嵐山公園」徒歩すぐ
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
北詰、南詰に有料駐車場がある。
連休、桜、紅葉シーズンは満車になることが多いので、マイカーの利用は控えたほうがよい。