苔寺(西芳寺)|【世界遺産】

苔寺(西芳寺)の庭園

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苔寺の概要

苔寺(西芳寺)は、天平年間(729 〜 749)に聖武天皇の勅命を受けた行基が聖徳太子の別荘があったいう地に建立した西方寺にはじまるとされる。

平安時代には弘法大師 空海、鎌倉時代には法然や親鸞が入寺したとも伝わり隆盛していたが、室町時代の建武の乱で荒廃した。

暦応二年(1339)松尾大社の宮司 藤原親秀が夢窓疎石を開山に招き再興。このときに臨済宗寺院 西芳寺に改称されている。

光厳天皇の行幸の記録が残るほか、足利尊氏、義満、義政ら室町幕府の将軍の参拝もあり金閣寺銀閣寺の庭園は西芳寺を見本として造営されたとも言われる。

応仁の乱(1467 〜 1477)をはじめとする度重なる戦乱や天災によって何度も大きな被害を受けており、現存する建築物の大半は近代に入ってから再建されたもの。

苔寺(西芳寺)の本堂

茶室 湘南亭のみ千利休の息子 千少庵が慶長年間(1596 〜 1615)に建立したものが現存する。

平成六年(1994) ユネスコ世界遺産に登録された。

苔寺の拝観は往復はがき、またはインターネットによる完全予約制。詳細は公式サイトを参照。

苔寺の見どころ

苔に覆われた広大な庭園

苔寺(西芳寺)の庭園

西芳寺には心字池を中心とした池泉回遊式庭園があり、120種類以上の苔が生育することから苔寺の通称で広く知られている。

国の特別名勝庭園の一つであり、また南禅院天竜寺と並び夢窓疎石作の三名勝史跡庭園にも数えられる。

ただし奈良時代から歴史を紡いできた当寺ではあるが、庭園一面に苔が広がるようになったのは江戸時代頃からという。

苔寺(西芳寺)の庭園

向上関を境とした丘の上にある枯山水庭園は夢窓疎石が室町時代に作庭したときの面影を残している。

苔寺(西芳寺)の枯山水庭園

1月中旬から3月上旬は襖絵の鑑賞期間となり庭園の拝観はできないので要注意。

読経と護摩木奉納

苔寺は、一般的な「拝観」ではなくお勤めを体験するという名目で参拝することになっている。

まず本堂に上がり5分ほどの読経に参加、さらに説法を拝聴した後、護摩木に願い事を書いて奉納し庭園散策という流れになる。

2020年からは諸般の事情を鑑みて読経ではなく簡易写経を行っている。

苔寺 写真撮影の注意事項

苔寺 本堂と紅葉

三脚禁止。建物内は撮影不可。

苔寺の拝観予約

苔寺の参拝は往復はがき(郵便局、コンビニで購入可能)による事前予約制。受付は2ヶ月前からで希望日の1週間前必着。不定期で旅行会社のツアー等もある。

2021年から公式サイトでネット予約ができるようになったが、往復はがきの場合より「1000円志納金が高くなる」点は要注意!

いかなる理由があっても予約なしの拝観、および電話などでの予約申込は不可。

候補の希望日は複数指定できるが、時間の指定はできない。夏季は午前10時、それ以外は13時からの拝観となることが多い。

苔寺の御朱印

苔寺の御朱印

500円。本堂に上がったときに御朱印帖を預けておかなければならない。

苔寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 阪急電車「松尾大社駅」徒歩15分
  • 京都バス(系統:63、73)「苔寺・鈴虫寺」徒歩5分

駐車場

なし。

すぐ近くの鈴虫寺前にコインパーキングがある。

苔寺(西芳寺)のコインパーキング

苔寺の基本情報

苔寺の門

  • 名前:こけでら / kokedera / さいほうじ / saihouji
  • 創建:729 〜 749年?
  • 山号:洪隠山
  • 開山 / 開基:行基?
  • 宗派: 臨済宗
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報:http://saihoji-kokedera.com/top.html
  • 観光エリア:桂離宮・苔寺
  • 住所:〒615-8286 京都府京都市西京区松尾神ケ谷町56( →地図でみる
  • 受付時間:10:00または13:00 / 指定はできない
  • 冥加料:3000円 / ネット予約の場合は4000円
  • 所要時間の目安:1時間30分