石峰寺

石峰寺の本堂

石峰寺の概要

石峰寺は、宝永年間(1704 〜 1711)に黄檗宗大本山 萬福寺 第六世の千呆性侒(せんがいしょうあん)が建立した禅道場にはじまる。

かつては薬師如来を本尊としていたが、昭和五十四年(1979)に放火で焼失してしまい、昭和六十年(1985)の本堂再建に伴い釈迦如来を本尊に据えることになった。

錦市場で生をうけた江戸時代の人気絵師 伊藤若冲は創作に際し禅の境地の影響を受けており、天明の大火(1788)を逃れて当寺に隠棲してその生涯を終えた。

境内には現在も伊藤若冲の墓地があり、誰でも参拝ができる。なお若冲の親族の墓地は生家である錦市場の近くの宝蔵寺にある。

石峰寺の見どころ

伊藤若冲の五百羅漢

石峰寺には伊藤若冲が下絵を書いて石工に彫刻させた五百羅漢が残っていることで有名。

石峰寺七代 密山の援助を受けて安永(1772 〜 1781)・天明(1781 〜 1789)頃に制作されたものという。

当初は千体以上もの羅漢が存在したと伝わるが、風化などにより約その半数のみが現存している。

石峰寺 写真撮影の注意事項

伊藤若冲の五百羅漢は写真撮影不可。

石峰寺の混雑

空いている日が多い。

石峰寺の御朱印

石峰寺の御朱印

300円。

石峰寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • JR線「稲荷駅」徒歩10分
  • 京阪電車「深草駅」徒歩5分

駐車場

石峰寺の駐車場

無料の駐車場がある。

石峰寺の基本情報

石峰寺の門