勝林寺の概要
勝林寺は、天文十九年(1550)に東福寺第二百五世 高岳令松(こうがくれいしょう)が創建した勝林庵にはじまる。
本尊の毘沙門天像は平安時代に彫刻されたものとされ、江戸時代に独秀令岱が東福寺の仏殿で発見したものを勝林寺に祀ったという。
現在も東福寺の塔頭寺院の一つで本山の境内北側鬼門に位置しており、また毘沙門天が北方守護を司ることから「東福寺の毘沙門天」と称される。
本尊は秘仏だが、毎年春と秋の特別公開時に開帳される。
本堂は当寺を篤く信仰していた檀家でもあった近衛家の大玄関の移築である。
勝林寺の本堂内部は春と秋の特別公開。詳細は→公式サイトを参照。
勝林寺の見どころ
花手水
勝林寺の境内には、季節ごとに花で彩られた美しい「花手水」がありフォトスポットとして人気がある。
紅葉とライトアップ
勝林寺では毎年秋の紅葉シーズンにあわせて特別公開とライトアップを実施。閉門時間は19時頃に延長される。
昼夜入れ替え制ではないため、夕方から入場して暗くなるのを待つこともできる。
ライトアップは年によって行われない可能性があります。必ず最新情報を確認してから訪問してください。
写経・写仏体験
勝林寺では予約制の写経・写仏体験を実施している。志納金は1000 〜 1500円ほど。
公式サイト
座禅体験
勝林寺では予約制の坐禅会を実施している。志納金は1000円。
公式サイト
勝林寺 写真撮影の注意事項
建物内部は庭園方向のみ撮影可能。
勝林寺の混雑
平時は空いている日が多い。
秋の紅葉シーズンや特別手書き御朱印の授与日などは混雑する。
勝林寺の御朱印
300円。種類は複数あり、普段は書き置きのものが授与される。
特別手書き御朱印の授与は公式ツイッターなどで告知されるので要確認。
勝林寺のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒605-0981 京都府京都市東山区本町15−795( →地図でみる)
- →現在地から勝林寺の経路を表示
- →京都駅から勝林寺の経路を表示
電車 バス
- JR線「東福寺駅」徒歩5分
- 京阪電車「東福寺駅」徒歩5分
- 市バス(系統:88、202、207、208)「東福寺道」徒歩8分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
なし。
東福寺の駐車場などが利用できるが、11月の紅葉シーズンは閉鎖されるため駐車不可。
東大路通の東福寺バス停の近くと勝林寺の向かい側にコインパーキングがあるが、紅葉シーズンは車での参拝は控えたほうがよい。
勝林寺の基本情報
- 名前:しょうりんじ / shourinji
- 創建:1550年
- 山号:ー
- 開山 / 開基:高岳令松
- 宗派: 臨済宗東福寺派
- 本尊:毘沙門天三尊像
- 公式情報:http://shourin-ji.org
- 観光エリア:東寺・東福寺・伏見稲荷大社
- 住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15−795( →地図でみる)
- 受付時間:10:00 ~ 16:00
- 拝観料:境内自由 / 特別拝観 600円
- 所要時間の目安:30分