新熊野神社

新熊野神社の本殿

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新熊野神社の概要

新熊野神社は、永暦元年(1160)に後白河上皇が紀州の熊野権現を勧請して創建し、新日吉の社(現在の新日吉神宮)と共に法住寺殿の鎮守社とされた。

創建当時の社は上皇の勅命を受けた平清盛によって造営され、熊野の霊地を京都に再現するべく那智の浜の小石などを取り寄せて造られたという。

有名な三十三間堂も同時期に法住寺殿の境内に清盛らが建立した仏殿にはじまる。

熊野神社熊野若王子神社と並び京都三熊野神社の一つに数えられる。

皇室からの崇敬を集め興隆したが、応仁の乱(1467 〜 1477)で荒廃。現存する社殿は寛文六年(1666)に東福門院政子が再建したもの。

御神木であるクスノキは熊野から運んできたものを後白河上皇自らが手植えしたものと伝わり、健康長寿、安産の神として信仰されている。

新熊野神社の御神木

また室町幕府三代将軍 足利義満がこの地ではじめて観阿弥・世阿弥親子の能を鑑賞したという逸話も有名。

新熊野神社の見どころ

熊野造を今に伝える本殿

新熊野神社の本殿

江戸時代に再建された新熊野神社の本殿は和歌山県にある熊野本宮の認誠殿と同じ構造で造られており、全国的に見ても希少な遺構とされる。

現存する熊野本宮のものより造営年が古いことから、当時の熊野造の形式を今に伝える貴重な建築物である。

ご利益 願掛け

  • 健康長寿
  • 疫病退散
  • 縁結び
  • 交通安全
  • 芸能上達
  • 安産
  • など

新熊野神社 写真撮影の注意事項

新熊野神社の境内

特になし。

新熊野神社の混雑

空いている日が多い。

新熊野神社の御朱印

新熊野神社の御朱印

300円。

新熊野神社のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • JR線「東福寺駅」徒歩15分
  • 京阪電車「東福寺駅」徒歩15分
  • 市バス(系統:88、202、207、208)「今熊野」徒歩3分

駐車場

北側に有料の駐車場がある。

新熊野神社の基本情報

新熊野神社の鳥居