宝蔵寺

宝蔵寺の門

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宝蔵寺の概要

宝蔵寺は弘法大師 空海が創建したと伝わる。

文永六年(1269)に千本釈迦堂二世の如輪が再興するも衰退し、天正九年(1581)に玉阿(ぎょくあ)によって再建。

天正十九年(1591)豊臣秀吉によって現在地へと移転した。

天明八年(1788)の大火や元治元年(1864)の禁門の変(蛤御門の変)で度々焼失しており、現存する本堂は昭和七年(1932)の建立である。

本尊の阿弥陀如来像は元禄十三年(1700)の彫刻とされる。

宝蔵寺の本堂

宝蔵寺の見どころ

伊藤若冲と宝物展

江戸時代の絵師 伊藤若冲は宝蔵寺からほど近い錦市場の問屋で生まれ、市場の再興にも尽力したことで知られる。

宝蔵寺は伊藤家の菩提寺であり、境内には伊藤若冲親族の墓地もある(なお若冲本人の墓は伏見の石峰寺にある)。

本堂は非公開だが、当寺では若冲関連のグッズ販売や御朱印の授与が行われており若冲ファンの参拝が絶えない。

毎年2月8日の若冲の誕生日に合わせて宝物展が開催され、数日間のみ「竹に雄鶏図」、「髑髏図」などの若冲真筆作品が公開される。

宝蔵寺 写真撮影の注意事項

宝物展などは撮影不可。

宝蔵寺の混雑

御朱印受付はやや混んでいることが多い。

宝蔵寺の御朱印

種類は複数あり、300円 〜 500円。

本尊の阿弥陀如来のみ手書きで書いてもらえるが、書き手不在により書き置きのみの時間帯もある。

宝蔵寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 地下鉄 東西線「京都市役所前駅」徒歩5分
  • 京阪電車 「三条駅」徒歩7分
  • 阪急電車「河原町駅」徒歩5分
  • 市バス(系統:3、4、5、10、11、15、17、32、37、51、59、86、急行104、205、岡崎ループ)「河原町三条」または「河原町四条」徒歩3分

駐車場

なし。

繁華街なのでコインパーキングはあるが、できれば車では参拝しないほうがよい。

周囲を散策するのであれば御池通の地下駐車場などが利用できる。

宝蔵寺の基本情報

  • 名前:ほうぞうじ / houzouji
  • 創建:不詳 / 平安時代初期
  • 山号:無量山
  • 開山 / 開基:空海
  • 宗派:浄土宗西山深草派
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報:http://www.houzou-ji.jp
  • 観光エリア:錦市場・先斗町・四条河原町
  • 住所:〒604-8041 京都府京都市中京区裏寺町587( →地図でみる
  • 受付時間:10:00 ~ 16:00 / 月曜休み(祝日の場合は翌日休み) / その他臨時の休みがあるので公式サイトを要確認
  • 拝観料:境内自由
  • 所要時間の目安:15分