六角堂(頂法寺)

六角堂の本堂

六角堂の概要

六角堂は用明天皇二年(587)に聖徳太子が創建したと伝わる。

大阪に四天王寺を建立するため材木を求めて京都を訪れた聖徳太子は、この地で泉を見つけて疲れを癒やすために沐浴した。

浴後、多良の木に掛けておいた念持仏を外そうとしたところ、仏は木から離れず「この地で人々を救いたい」と告げた。

そして聖徳太子がこの念持仏(如意輪観音)を祀るお堂を建立したのが六角堂のはじまりとされる。

正式名称は頂法寺だが、お堂の形が特徴的な六角形をしていることから六角堂と呼ばれ、六角通りという通りの名にもなっている。

六角堂の本堂

弘仁十三年(822)には嵯峨天皇の勅願寺となり、また建仁元年(1201)には親鸞が入寺して修行したことが浄土真宗を開く起源となったという。

室町時代には六角堂の池坊専慶が「立て花」の名手として名を馳せ、その後も池坊の生け花を体系化した「専応口伝」を著した専応、豊臣秀吉に仕えた専好、後水尾天皇に重用された二代専好など数々の名手を輩出。

六角堂は「いけばな発祥の地」を名乗り、当寺の住職も代々池坊家が務めることになっている。

古くから皇室だけでなく庶民からも信仰され、応仁の乱(1467 〜 1477)以降は下京の町堂として多くの人々が集まる地として親しまれている。

本尊の如意輪観音は病気平癒、安産などの信仰を集めているほか、華道発祥の地であることから技芸上達を願う参拝者もある。

六角堂の見どころ

京都の中心 へそ石

六角堂のへそ石

聖徳太子が建立した六角堂は平安京造営の際に少し北に移動したとされる。

かつてお堂があった地には「へそ石」という磁石が残っており、へそ石は京都の中心に位置するという。

ただし地理の話ではなく、六角堂がたくさんの人が集まる地であり、江戸時代頃までは祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が催されるなど、庶民の生活の「中心地」であったという意味合いを込めて「中心」と認識されるようになったという。

六角堂 写真撮影の注意事項

六角堂 十六羅漢

お堂内部は撮影不可。

六角堂の混雑

空いている日が多い。

六角堂の御朱印

六角堂の御朱印

300円。種類は複数ある。

六角堂のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 地下鉄 烏丸線 または 東西線「烏丸御池駅」徒歩5分

駐車場

六角堂の駐車場

南側に有料の駐車場がある。

この通りは東向き一方通行なので烏丸通側からしか進入不可。

六角堂の基本情報

六角堂の門

  • 名前:ろっかくどう / rokkakudo / ちょうほうじ / chouhouji
  • 創建:587年?
  • 山号:紫雲山
  • 開山 / 開基:聖徳太子?
  • 宗派:天台宗
  • 本尊:如意輪観音
  • 公式情報:http://www.ikenobo.jp/rokkakudo/
  • 観光エリア:錦市場・先斗町・四条河原町
  • 住所:〒604-8134 京都府京都市中京区堂之前町 東洞院西入堂之前町248( →地図でみる
  • 受付時間:境内自由 / 8:00 〜 17:00(寺務所)
  • 拝観料:境内自由
  • 所要時間の目安:30分