東林院の概要
東林院は、享禄四年(1531)に細川氏綱(ほそかわうじつな)が父 高国の菩提を弔うために創建した三友院にはじまる。
当時は細川家の邸宅のある上京区に建てられたが、弘治二年(1556)山名豊国によって妙心寺の境内へ移転し東林院と改称した。
- 「小豆粥で初春を祝う会」:1月15日 〜 31日
- 「沙羅の花を愛でる会」:6月15日 〜 30日 2024年は10日から23日までの予定!
- 「梵燈のあかりに親しむ会」:10月中旬
東林院の見どころ
6月下旬 沙羅の花を愛でる会
東林院には樹齢三百年という沙羅の木があり、毎年6月15日〜月末に「沙羅の花を愛でる会」が催される。志納金は抹茶と説法付きで1600円。
沙羅双樹の花は釈迦が入滅した時に傍らに立っていた木のことで、沙羅の花という品種があるわけではない。
どの植物を仏教における沙羅双樹としているかは国によって異なり、日本ではナツツバキが沙羅の花と呼ばれている。
沙羅の花は朝に花を咲かせその日の内に落ちてしまうことから、平家物語でも「盛者必衰の理(ことわり)をあらわす」と表現されている。
梵燈のあかりに親しむ会
東林院では毎年10月の中旬に「梵燈のあかりに親しむ会」が催される。
住職が手作りした盆燈が庭園に配され、ろうそくの光だけに灯された境内で静かな時間を過ごすことができる。抹茶席も設けられる。
精進料理と宿坊
東林院では毎週火曜と金曜に完全予約制の「精進料理教室」を開催している。料金は3600円。
土日祝日には実際に精進料理ランチを楽しむこともできる。2人以上の完全予約制で2500円~。
宿坊は二食付き6000円〜。
詳しくは電話で要問い合わせ→ TEL:075-463-1334
東林院 写真撮影の注意事項
三脚禁止。
東林院の混雑
やや混雑する。
東林院の御朱印
300円。公開時期ごとにスタンプが違い、3種類ある。
東林院のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町59( →地図でみる)
- →現在地から東林院の経路を表示
- →京都駅から東林院の経路を表示
電車 バス
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妙心寺北門
- 嵐電「妙心寺駅」徒歩5分
- 市バス(系統:10、26)「妙心寺北門前」徒歩すぐ
- JR「花園駅」徒歩8分
- 市バス(系統:91、93)「妙心寺前」徒歩3分
- 京都バス(系統:62、63、65、66、67)「妙心寺前」徒歩3分
妙心寺南門
東林院までは北門、南門から徒歩5分ほど。
駐車場
妙心寺の北門、南門の前に参拝者専用の無料駐車場がある。
東林院の基本情報
- 名前:とうりんいん / tourinin
- 創建:1531年
- 山号:ー
- 開山 / 開基:細川氏綱
- 宗派:臨済宗妙心寺派
- 本尊:観音菩薩
- 公式情報:ー
- 観光エリア:金閣寺・仁和寺・太秦
- 住所:〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町59( →地図でみる)
- 電話:TEL:075-463-1334
- 受付時間:1月 11:00 〜 15:00 / 6月 9:30 〜 16:00 / 10月 18:00 〜 20:30最終入場
- 拝観料:1月 3800円(小豆粥と精進料理の料金含む) / 6月 1600円(抹茶菓子つき) / 10月 600円
- 所要時間の目安:30分