蚕ノ社(木嶋坐天照御魂神社)

蚕ノ社の境内と拝殿

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蚕ノ社の概要

蚕ノ社の正式名称は「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」という。木嶋神社と呼ばれることもある。

詳細な創建年代は不詳だが、「続日本記」大宝元年(701)の条に社名が登場することからそれ以前から存在していたとされる。

平安時代の文献では度々言及され、すでに祈雨の神として篤く信仰されていたという。

かつてこの一帯を治めていた秦氏(はたし)は新羅系の渡来人であるという説が有力視されており、養蚕などの優れた技術で繁栄した。

当社の境内東側には織物の祖神を祀る養蚕神社(こかいじんじゃ)が建ち、これが通称の蚕ノ社の由来となっている。

現在はほぼ渇水状態となってしまっているが、元糺の池(もとただすのいけ)の神水に手足を浸すと脚気やしもやけにならないという伝承がある。

現在の社殿は明治以降に再建されたもの。

蚕ノ社の見どころ

京都三珍鳥居「三柱鳥居」

蚕ノ社 三柱鳥居

元糺の池には天保二年(1831)に建てられたという「三柱鳥居」があり、その独特の形から京都三珍鳥居の一つに数えられる。

鳥居がなぜこの形をしているのかは諸説あり現在もよく分かっていない。

参拝者も少なく、木々に囲まれ鬱蒼とした境内は神秘的な雰囲気に包まれている。

ご利益 願掛け

  • 祈雨の神
  • 織物の神
  • 脚気除け
  • しもやけ除け

蚕ノ社 写真撮影の注意事項

特になし。

蚕ノ社の混雑

空いている日が多い。

蚕ノ社の御朱印

蚕ノ社では御朱印の授与は行っていない(2018年時点)。

蚕ノ社のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 嵐電「蚕ノ社(かいこのやしろ)駅」徒歩5分

駐車場

なし。

近くのセブンイレブンの横にコインパーキングがある。

蚕ノ社の基本情報

蚕ノ社の鳥居

  • 名前:かいこのやしろ / kaikonoyashiro / このしまにますあまてるみたまじんじゃ / konoshimanimasuamaterumitamajinja
  • 創建:不詳 / 701年以前
  • 祭神:天之御中主命 / 瓊々杵命 / 大国魂神 / 穂々出見命 / 鵜茅葺不合命
  • 公式情報:
  • 観光エリア:金閣寺・仁和寺・太秦
  • 住所:〒616-8102 京都府京都市右京区太秦森ケ東町50−1( →地図でみる
  • 受付時間:境内自由
  • 拝観料:境内自由
  • 所要時間の目安:15分