龍安寺|【世界遺産】

龍安寺 冬の枯山水庭園

龍安寺の概要

龍安寺は、宝徳二年(1450)に細川勝元が妙心寺の義天玄承(ぎてんげんしょう)を招聘して創建したのにはじまる。玄承の師 日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)を勧請開山とする。

応仁の乱(1467 〜 1477)で焼失後、明応八年(1499)に勝元の息子 政元によって再興。

豊臣秀吉や徳川家からも篤く信仰されて隆盛を極め、往時には二十を超える数の塔頭寺院が並び立つ広大な寺域を誇ったが、寛政九年(1797)に再び焼失してしまった。

現在の伽藍はそれ以降に再建されたものである。

方丈の東側には水戸黄門として知られる水戸光圀が寄進したとされる手水鉢(※展示されているものは複製品)があり、「吾唯足知(われただこれをしる)」と刻まれている。

平成六年(1994)にユネスコ世界遺産に登録された。

龍安寺の見どころ

特別名勝 枯山水庭園

龍安寺 桜の季節の枯山水庭園

龍安寺の方丈前には世界で最も有名な枯山水庭園が広がっている。

まだ世界遺産にも登録されていなかった1970年代、エリザベス女王が来日した際に龍安寺を参拝したことで世界でもその存在を知られるようになったという逸話がある。

白砂に十五の石を一見無造作に敷き詰めただけの極めてシンプルなつくりだが、どの角度から見ても全ての石を同時に見ることができないように配置されている。

これは「15」という数が東洋では完全なものとみなされていたことから、一度に全て見えないように配置することで不完全さを表現しているという説がある。

しかし、国指定の特別名勝庭園にも数えられる有名な庭園でありながら作者は不詳であり、作庭の意図は現在も謎のままである。

庭園を囲む土壁は赤土と菜種油を混ぜた「油土塀」と呼ばれ、経年変化による茶色の濃さが場所によって異なるのが特徴。

龍安寺 桜の季節の枯山水と油土塀

庭の外には桜やもみじがあり、春は桜や新緑が、秋には紅葉が色を添えて季節によって様々な雰囲気を楽しめる名庭である。

龍安寺 紅葉と枯山水庭園

鏡容池

龍安寺 鏡容池の紅葉

龍安寺の境内は平安時代の頃より徳大寺家の別荘があった場所であり、貴族たちが鏡容池に舟を浮かべて楽しんだと伝わる。

現在も池の周囲には桜、もみじが400本ほどあり、特に春と秋には多くの参拝客で賑わう。

龍安寺 写真撮影の注意事項

建物内(枯山水庭園の撮影)は三脚禁止。

龍安寺の混雑

有名な観光地であり年中混雑する。

朝8時台から入場できるので早朝の参拝がおすすめ。

龍安寺の御朱印

龍安寺の御朱印

300円。

龍安寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 嵐電「龍安寺駅」徒歩8分
  • 市バス(系統:59)「竜安寺前」徒歩すぐ

駐車場

龍安寺の駐車場

広い無料の駐車場がある。1時間制限あり。

龍安寺の基本情報

龍安寺の参道

  • 名前:りょうあんじ / ryouanji
  • 創建:1450年
  • 山号:大雲山
  • 開山 / 開基:義天玄承 / 細川勝元
  • 宗派:臨済宗妙心寺派
  • 本尊:釈迦牟尼仏
  • 公式情報:http://www.ryoanji.jp/top.html
  • 観光エリア:金閣寺・仁和寺・太秦
  • 住所:〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13( →地図でみる
  • 受付時間:8:00 ~ 17:00(12月 〜 2月は8:30 〜 16:30)
  • 拝観料:500円
  • 所要時間の目安:1時間