三鈷寺

三鈷寺の門

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三鈷寺の概要

三鈷寺は善峯寺を開山した源算が承保元年(1074)に草庵を結び往生院としたのがはじまりという。

青蓮院門跡の八世として知られる名僧 慈円らが入寺した後、建保元年(1213)に法然の高弟 証空が念仏道場として再興。

この地で浄土宗西山派が創始され、背後の山並みが仏具の三鈷の形に似ていることから三鈷寺という寺名となる。

その後は念仏道場として隆盛したが応仁の乱(1467 〜 1477)で荒廃してしまった。

江戸時代以降に再興されるもかつての寺勢を回復するには至らず、現在の寺観は昭和二十六年(1951)に五十二世 台龍上人の尽力によって整備されたもの。

三鈷寺の本堂と客殿

創建当初は浄土宗の念仏道場であったが、後に四宗兼学の天台宗に改宗。さらに昭和の復興に伴い西山宗の総本山として独立した。

なお二世 観性法橋が平安時代に彫刻したと伝わる本尊の佛眼曼荼羅(ぶつげんまんだら)は現在奈良国立博物館に寄託されているため当寺では拝むことができない。

三鈷寺の見どころ

京都を見渡す眺望

三鈷寺の眺望と紅葉

三鈷寺は古来より京都盆地から遠く木津方面まで見渡せる眺望で知られ、江戸時代の著書「都名所図会」にも「二大仏七城俯瞰の地」と記された絶景を拝むことができる。

WIFIも使える客殿

三鈷寺では客殿を作業用のスペースとして開放しており、終日1500円(抹茶接待つき)で利用できる。

WIFI環境も整備されておりパソコンなどを持ち込んで仕事をすることも認められている。

弁当の持ち込みも可能。

写経体験

三鈷寺の客殿では写経体験ができる。志納金は1500円。

三鈷寺 写真撮影の注意事項

仏像・宝物は撮影禁止。

三鈷寺の混雑

三鈷寺の境内

空いている。

三鈷寺の御朱印

三鈷寺の御朱印

300円。季節ごとに様々な書き置き御朱印もある。

三鈷寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 阪急バス(系統:66)「善峯寺」徒歩12分※
※ 冬季はバスが善峯寺の一つ前のバス停止まりとなるのでバスでの参拝はかなりの距離を歩かなければならない。
「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。

駐車場

善峯寺の駐車場

善峯寺の有料駐車場を利用。終日500円(先払いで小銭か1000円札のみしか使えないので要注意!)。

善峯寺のあじさい苑の上にある北門から三鈷寺まで徒歩1分。

帰りは北門のインターホンで拝観券を提示することで善峯寺に再入場ができる。

三鈷寺の基本情報

三鈷寺の門

  • 名前:さんこじ / sankoji
  • 創建:1074年
  • 山号:西山 / 華台山
  • 開山 / 開基:源算
  • 宗派:西山宗 四宗兼学
  • 本尊:佛眼曼荼羅 / 金色不動明王
  • 公式情報: https://sankoji-kyoto.com
  • 観光エリア:大原野神社・善峯寺・長岡天満宮
  • 住所:〒610-1134 京都府京都市西京区大原野石作町1323( →地図でみる
  • 電話:075-331-0022
  • 受付時間:9:00 ~ 16:30
  • 拝観料:境内参拝無料 / 本堂・客殿 500円
  • 所要時間の目安:15 〜 30分