金蔵寺

金蔵寺 仁王門と紅葉

金蔵寺の概要

金蔵寺は養老二年(718)に元正天皇の勅願を受けて隆豊禅師が創建したと伝わる天台宗の古刹。

平安京遷都に際し桓武天皇が都の周囲に経塚を築くにあたり、当寺周辺が西の岩倉とされたことが山号 西岩倉山の由来である。

室町時代の著書「臥雲日件録抜尤(がうんにっけんろくばつゆう)」によれば、往時は五十近い数の子院が立ち並ぶ大伽藍が形成されていたという。

応仁の乱(1467 〜 1477)、永禄の変(1565)などに巻き込まれて荒廃した後、元禄年間(1688 〜 1704)に五代将軍 綱吉の母 桂昌院によって再興された。

現存する建物はこれ以降に再建されたものである。

金蔵寺の本堂

本堂裏手の山道を登ると淳和天皇稜がある小塩山山頂にたどり着く。

なお小塩山一帯は歴史的自然環境保全地区に指定されていることから草花、生物の採取は禁止されている。

金蔵寺の見どころ

江戸時代の建築物と紅葉

金蔵寺 本堂と紅葉

現在の金蔵寺の建築物は江戸時代に桂昌院によって再興されたときのものが数多く残っている。

金蔵寺 開山堂と紅葉

小塩山の中腹に位置し自生したもみじに囲まれた境内は密かな紅葉名所でもある。

標高が高く市の中心部より紅葉の見頃が早いため参拝時期にはやや注意が必要。

金蔵寺の本堂と紅葉

愛宕大権現

金蔵寺の愛宕大権現を祀るお堂

飛鳥時代に役小角(えんのおづぬ、役行者とも)が彫刻して愛宕山に祀ったと伝わる愛宕大権現は火除、戦勝の仏様として1000年以上に渡り信仰されてきた。

明治時代の神仏分離によりこの愛宕大権現は金蔵寺に遷されることとなり、現在も勝運の仏様、火除から転じて煩悩の業火を消化し悟りへ導く仏様として信仰されている。

写経体験

金蔵寺では写経体験を実施している。

金蔵寺 写真撮影の注意事項

三脚禁止。

金蔵寺の混雑

空いている日が多い。

金蔵寺の御朱印

金蔵寺の御朱印

300円。

金蔵寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 市バス(系統:臨西2)「南春日町」徒歩45分
  • 市バス(系統:西2、臨西2、西4、特西4、33、特33)「洛西高校前」徒歩1時間15分
  • 阪急バス(系統:63)「南春日町」徒歩45分

金蔵寺は小塩山の中腹にありバス停からは上り坂を延々と登るハイキングとなるため、徒歩で参拝する場合は歩きやすい服装で出かける必要がある。

できれば車を利用したほうがよい。

「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。

駐車場

金蔵寺の駐車場

山門の周辺に参拝者用の無料駐車場がある。


2021年4月時点では土砂崩れにより金蔵寺の手前が通行止めとなっている。

この場合、参拝者に限り土砂崩れ現場の手前にある金蔵寺の墓地の駐車場が利用できる。

墓地周辺の不動堂裏の抜け道を通って金蔵寺まで徒歩約20分。

金蔵寺の基本情報

金蔵寺へ向かう参道と石碑

  • 名前:こんぞうじ / konzouji
  • 創建:718年
  • 山号:西岩倉山
  • 開山 / 開基:隆豊禅師 / 元正天皇
  • 宗派:天台宗
  • 本尊:十一面千手観音
  • 公式情報:
  • 観光エリア:大原野神社・善峯寺・長岡天満宮
  • 住所:〒610-1134 京都府京都市西京区大原野石作町1639( →地図でみる
  • 電話:075-331-0023
  • 受付時間:8:00 ~ 17:00
  • 拝観料:300円 / お釣りはないので小銭が必要
  • 所要時間の目安:30分