勝持寺(花の寺)

勝持寺の阿弥陀堂

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勝持寺の概要

勝持寺は白鳳八年(679)天武天皇の勅命を受けた役小角(えんのおづぬ、役行者とも)が創建したと伝わる。

延暦十年(791)に桓武天皇の勅願で伝教大師 最澄が再建。自ら薬師瑠璃光如来を刻んで本尊としたという。

仁寿年間(851 〜 854)に文徳天皇によって五十近い院が立ち並ぶ大伽藍が造営された。

創建当初は大原寺(たいげんじ)という名前だったとされ、この頃に大原院 勝持寺という現在の寺名となる。

室町時代には足利尊氏が帰依したこともあり隆盛するが、応仁の乱(1467~1477)によって焼失。

現存する建築物はそれ以降に再建されたものである。

勝持寺 鐘楼と青もみじ

唯一仁王門のみが戦乱による焼失を免れており、一説には平安時代から残る遺構とされる。

勝持寺の仁王門

平成二十二〜二十四年(2010 〜 2012)の発掘調査で往時に多数存在した子院の石垣、石塁、井戸などが発見された。

勝持寺の見どころ

瑠璃光殿の仏像

勝持寺の瑠璃光殿には本尊 薬師如来像(鎌倉時代)、その胎内仏であった薬師如来像(平安時代前期)、西行法師像(室町時代)などの貴重な仏像を安置する。

本尊の薬師如来像は左手の骨壷から右手で薬をつまむ仕草をしているのが珍しいという。

参道の仁王門から移された金剛力士像は鎌倉時代に湛康・慶秀が彫刻したもの。

西行桜

勝持寺 西行桜

勝持寺は平安時代末期に鳥羽院の武士であった西行が出家した寺院として知られる。

西行はこの地の草庵に隠居しながら一株の桜を植えて愛でたといい、この謂われから西行桜と呼ばれるようになった。現在のものは三代目。

境内には現在も多くの桜の木があり、大原野屈指の桜の名所となっている。

勝持寺 境内の紅枝垂れ桜

勝持寺 山門と桜

青もみじと紅葉

勝持寺の境内の青もみじ

勝持寺の境内は天然で自生しているもみじも多く、春から夏の青もみじ、秋の紅葉も楽しめる。

比較的人の少ない穴場である。

勝持寺 鐘楼の紅葉

勝持寺 写真撮影の注意事項

勝持寺 阿弥陀堂の窓に映る紅葉

三脚禁止。

仏像は撮影不可。

勝持寺の混雑

勝持寺 境内の桜

空いている日が多い。

勝持寺の御朱印

勝持寺の御朱印

300円。

勝持寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 市バス(系統:臨西2)「南春日町」徒歩15分
  • 市バス(系統:西2、臨西2、西4、特西4、33、特33)「洛西高校前」徒歩30分
  • 阪急バス(系統:63)「南春日町」徒歩15分

最寄りの南春日町行きのバスは本数が少ないため、公共交通機関で行く場合は阪急電車「桂駅の西口」から「西2系統」で「洛西高校前」下車からの徒歩を検討したほうがよい。

タクシーの場合は阪急電車「洛西口、または東向日駅」、JR「桂川駅、または向日町駅」から約15分で料金は2000円程度。

このエリアの観光は車を活用したほうが周りやすい。

「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。

駐車場

願徳寺の駐車場

隣の願徳寺と共通の参拝者用無料駐車場がある。

勝持寺の基本情報

勝持寺 青もみじと不動堂

  • 名前:しょうじじ / shoujiji
  • 創建:679年
  • 山号:小塩山
  • 開山 / 開基:役行者
  • 宗派:天台宗
  • 本尊:薬師如来
  • 公式情報:http://www.shoujiji.jp
  • 観光エリア:大原野神社・善峯寺・長岡天満宮
  • 住所:〒610-1153 京都府京都市西京区大原野南春日町1223−1( →地図でみる
  • 電話:075-331-0601
  • 受付時間:9:30 ~ 16:00最終入場 / 毎年2月は拝観謝絶
  • 拝観料:400円
  • 所要時間の目安:30分