大御堂観音寺

大御堂観音寺の本堂

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大御堂観音寺の概要

大御堂観音寺の確たる創建年代は不詳。

一説には七世紀後半頃、天武天皇の勅願を受けた義淵という僧によって創建された親山寺(筒城寺)が起源という。

聖武天皇の代に良弁僧正によって親山寺を取り込んで伽藍が造営され普賢教法寺となったと伝わる。

良弁の弟子で東大寺(奈良県) 二月堂の「お水取り」の創始者である実忠和尚を第一世とする。

かつては人々からは「筒城の大寺」と呼ばれる大寺院であり、現在も普賢寺という地名にその名が残っている。

平安時代から鎌倉時代にかけては度々火災で焼失を繰り返したが、藤原氏の氏寺 興福寺(奈良県)と関係が深かったこともありその都度再建された。

しかし永享九年(1437)の焼失後はかつての寺勢を回復するには至らず、本尊の十一面観世音菩薩をお祀りするお堂だけが建て直された。

このことから大御堂観音寺と呼ばれるようになり現在に至っている。南山城六山の一つ。

大御堂観音寺の見どころ

国宝の本尊 十一面観世音菩薩

大御堂観音寺 国宝 十一面観世音菩薩

大御堂観音寺の十一面観世音菩薩はもともと普賢寺の本尊としてお祀りされていたもので、国宝の指定を受けている。

八世紀前半 天平時代特有の技法 木心乾漆造で彫刻されており、聖林寺(奈良県)の十一面観音立像(国宝)と類似性していることで知られる。

千年以上に渡り、無病息災、災難除け、心願成就の信仰を集めている。

紅葉ライトアップ

大御堂観音寺 紅葉ライトアップ

大御堂観音寺では11月下旬の紅葉シーズンにあわせてライトアップと夜間特別拝観を実施している。境内参拝のみなら無料。

地元の子供たちが奉納した灯籠で参道が照らし出され、本堂前の紅葉がライトアップされる。

大御堂観音寺 秋のライトアップ

大御堂観音寺 秋のライトアップ

家族連れの参拝者が多く、観光というより地元のお祭のような雰囲気である

大御堂観音寺 本堂のライトアップ

大御堂観音寺 秋のライトアップ

ライトアップは年によって行われない可能性があります。必ず最新情報を確認してから訪問してください。

大御堂観音寺 写真撮影の注意事項

大御堂観音寺 般若絵心経

お堂内部の仏像は撮影不可。

大御堂観音寺の混雑

大御堂観音寺の参道

空いている。

大御堂観音寺の御朱印

大御堂観音寺の御朱印

300円。

大御堂観音寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 学研都市線「三山木駅」徒歩25分
  • 近鉄電車「三山木駅」徒歩25分
「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。

駐車場

大御堂観音寺の駐車場

参道の奥に参拝者用の無料駐車スペースがある。

大型バス用駐車場は幹線道路を挟んで反対側にあるので事前に電話確認が必須。

また秋の紅葉ライトアップの時期は道沿いに二箇所臨時駐車場が設けられる。

大御堂観音寺 ライトアップ時期の臨時駐車場

大御堂観音寺の基本情報

大御堂観音寺の本堂