直指庵

直指庵の紅葉

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直指庵の概要

正保三年(1646)、南禅寺の僧 独照性円(どくしょうしょうえん)は北嵯峨の地に没蹤庵(もっしょうあん)を建立し、その後名前を直指庵に改めた。

直指庵という名前は禅語「直指人心(じきしにんしん / 自身の内面を直視し、本当の自分を把握すること)」に由来している。

独照は明の高僧で黄檗宗大本山 萬福寺を開いた隠元隆琦(いんげんりゅうき)から学び、直指庵は大いに興隆。

往時は天明六年(1786)の名所図会において一目で分かるほどの広大な伽藍が整備されて繁栄したが、徐々に衰退してしまった。

幕末の頃に近衛家の老女 村岡局(むらおかのつぼね、津崎矩子とも)が荒廃していた直指庵を浄土宗の寺院として再興した。

現存する建物は明治時代以降の再建。

直指庵は無期限で拝観休止中ですが、2023年秋の紅葉シーズンにあわせて11/25 ~ 12/2まで特別公開される予定。詳細は→公式サイトを参照。

直指庵の見どころ

嵯峨野の北端に位置する密かな寺院

直指庵の紅葉

直指庵は嵯峨野の北端に位置し、年中参拝者も少なく静寂に包まれている。

特に秋の紅葉シーズンは嵐山の喧騒からは想像もつかない落ち着いた雰囲気である。

想い出草ノートと観音像

直指庵 想い出草観音

直指庵の本堂には「想い出草ノート」があり、このノートに自身の悩みや苦しみを綴ると想い出草観音像が苦しみから救ってくれると信じられている。

直指庵 写真撮影の注意事項

三脚禁止。

直指庵の混雑

空いている日が多い。

直指庵の御朱印

直指庵の御朱印

300円。書き置きのみ。

直指庵のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 市バス(系統:28、91)「大覚寺」徒歩15分
  • 京都バス(系統:94)「大覚寺」徒歩15分

駐車場

なし。

周辺は畑と住宅街でコインパーキングもないため、大覚寺の有料駐車場に車を停めて15分ほど歩くしかない。

大覚寺 バス停と駐車場

直指庵の基本情報

直指庵の門