日向大神宮の概要
日向大神宮の創建について確たる史実は定まっていない。
社伝では顕宗天皇(けんぞうてんのう)の御代(485 〜 487)に高千穂峰の神蹟を移して創建されたと伝わる。
清和天皇によって日向宮の勅願を賜り、醍醐天皇によって延喜式内社に列せられた。
応仁の乱(1467 〜 1477)で焼失したが江戸時代に再建。徳川家康によって神領が拡大され社殿も改築されている。
かつては新田義貞が戦勝祈願を行ったほか、後水尾天皇、後桃園天皇、光格天皇ら多くの皇族からも奉拝、寄進を受けている。
外宮本殿は京都市内では珍しい神明造。建築年代は不詳だが、十八世期末までには建立されていたとされる。
明治維新までは粟田口神明宮、恵比寿谷神明宮とも呼ばれていた。
日向大神宮の見どころ
山と一体となった境内
日向大神宮は拝殿、内宮、外宮、摂社など数多くの建築物があり、それらが自然の高低差を利用して巧みに配置されている。
もみじも多く新緑や紅葉も美しい。
ぬけ参り
日向大神宮の境内奥には天岩戸という石窟があり、くぐると厄が抜けると信じられている。
この「ぬけ参り」は節分の日に行うと最も効果があるとされる。
ご利益 願掛け
- 厄除け
- 開運
- 縁結び
- 商売繁盛
- 安全祈願
日向大神宮 写真撮影の注意事項
特になし。
日向大神宮の混雑
空いている日が多い。
日向大神宮の御朱印
300円。
日向大神宮のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒607-8491 京都府京都市山科区日ノ岡一切経谷町29( →地図でみる)
- →現在地から日向大神宮の経路を表示
- →京都駅から日向大神宮の経路を表示
電車 バス
- 地下鉄 東西線「蹴上駅」徒歩15分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
無料で駐車できる。
車は表参道から乗り入れることができず、蹴上駅南側の信号(将軍塚へ登る道)の方からアプローチする。
日向大神宮の基本情報
- 名前:ひむかいだいじんぐう / himukaidaijingu
- 創建:485 〜 487年?
- 祭神:天照大御神 / 宗像三女神(内宮) / 瓊々杵尊 / 天之御中主神(外宮)
- 公式情報:http://www12.plala.or.jp/himukai/
- 観光エリア:銀閣寺・哲学の道・南禅寺
- 住所:〒607-8491 京都府京都市山科区日ノ岡一切経谷町29( →地図でみる)
- 受付時間:9:00 ~ 17:00
- 拝観料:無料
- 所要時間の目安:1時間