金地院

金地院 鶴亀の庭

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金地院の概要

金地院は応永年間(1394 〜 1428)に足利義持の帰依を受けた大業徳基(たいごうとくき)によって洛北の鷹峯(たかがみね)あたりに創建された。

江戸時代初期、南禅寺の以心崇伝(いしんすうでん)によって移転、再興。現在は南禅寺の塔頭寺院の一つである。

南禅寺 中興の祖である崇伝は皇族、幕府双方から信頼された名僧で、往時は絶大な権力を握り「黒衣の宰相」とも称された。

このことから金地院にも「寺大名」という別称がある。

金地院 弁天池

徳川家との深い関係を示す権現造りの東照宮は寛永五年(1628)の造営。

庭園入口の明智門は明智光秀が大徳寺に寄進したものを明治元年(1868)に移築した。

方丈は徳川家光から拝領した伏見城の旧殿(大坂城の御殿という説もある)。

金地院の見どころ

小堀遠州作 鶴亀の庭

金地院 鶴亀の庭

金地院 方丈前にある庭園は寛永七年(1630)に小堀遠州が作庭した枯山水「鶴亀の庭」。遠州作と明確な記録が残っているのが特筆すべき点である。

名前の通り、白砂で広大な海を表し、鶴島と亀島を浮かべた蓬莱神仙思想に基づいた鶴亀庭園となっており、国指定の特別名勝庭園の一つにも数えられる。

金地院 鶴亀の庭と方丈

茶室と襖絵の特別拝観

金地院では、別途700円で遠州作の茶室「八窓席(はっそうのせき)」、長谷川等伯筆の「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」を鑑賞できる。

特別拝観の時間は9:30から15:30まで1時間おき(12:30は休憩)。

金地院 写真撮影の注意事項

三脚禁止。建物内は庭園のみ撮影可能。

金地院の混雑

空いている日が多い。

金地院の御朱印

南禅寺の御朱印は二種類のみで、金地院固有の御朱印はない。

金地院のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 地下鉄 東西線「蹴上駅(けあげ)」徒歩5分
  • 市バス(系統:5)「南禅寺・永観堂道」徒歩10分

駐車場

南禅寺 参道の駐車場

南禅寺の参道に有料駐車場がある。

金地院の基本情報

金地院の門