悲田院

悲田院の山門

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悲田院の概要

悲田院は、延慶元年(1308)に無人如導によって安居院(あぐい、現在の上京区)に建立された天台・真言・禅・浄土 四宗兼学の寺院である。

寺名は平城京、平安京にあった身寄りのない子供や老人、貧しい人を収容する施設 悲田院に由来するとも伝わる。

悲田院 弘法大師像

室町時代に入ると、後花園天皇の勅願寺となったことから代々の住職は天皇の綸旨を賜り紫衣参内を許可された。 

後花園天皇が崩御した際には当寺で葬儀が催されたという。

度重なる戦乱で衰退した後、正保二年(1645)に高槻城主 永井直清の帰依を受けた如周恵公によって現在の泉涌寺山内へ移転、再興された。

現在も泉涌寺の塔頭寺院の一つである。

本堂は江戸時代の再建時のものが現存する。

悲田院の見どころ

泉涌寺七福神 毘沙門天

悲田院は泉涌寺七福神 毘沙門天の札所となっており、毎年成人の日には多くの参拝者で賑わう。

七福神めぐりの御朱印は成人の日以外でも授与して頂ける。

快慶作 阿弥陀如来座像 土佐派の襖絵などの不定期特別展

悲田院の本堂

悲田院の本堂内には本尊の阿弥陀如来、快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像の他、土佐光起・光成親子による襖絵があるが通常非公開。

不定期で特別公開が行われる。

悲田院 写真撮影の注意事項

悲田院の眺望

特別公開時は本堂内の仏像、襖絵などが撮影禁止。

悲田院の混雑

平時は空いている。

成人の日の七福神めぐりは混雑する。

悲田院の御朱印

悲田院の御朱印

悲田院の御朱印

300円。種類は複数ある。

悲田院のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • JR線「東福寺駅」徒歩15分
  • 京阪電車「東福寺駅」徒歩15分
  • 市バス(系統:88、202、207、208)「泉涌寺道」徒歩10分

駐車場

泉涌寺の参拝者用駐車場などを利用。

泉涌寺の駐車場

悲田院の基本情報

悲田院の境内

  • 名前:ひでんいん / hidenin
  • 創建:1308年
  • 山号:泉山
  • 開山 / 開基:無人如導
  • 宗派:真言宗泉涌寺派
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報: https://mitera.org/about/temple
  • 観光エリア:東寺・東福寺・伏見稲荷大社
  • 住所:〒605-0977 京都府東山区泉涌寺山内町35( →地図でみる
  • 電話:TEL:075-561-8781
  • 受付時間:9:00 〜 16:00頃
  • 拝観料:境内参拝無料 / 不定期の堂内特別拝観は有料
  • 所要時間の目安:15分