原谷苑の概要
原谷苑は明治時代から続く山林業者 村岩農園が所有する土地に造営された回遊式の植物苑。
終戦後、二代目が荒れ果てていたこの地を開拓団より譲り受けて桜やもみじなどを植樹しはじめたのが苑の始まりである。
かつては身内のみが花見を楽しむ場であったが、次第に近隣の人々にもその美しさが評判となり一般公開されるようになった。
原谷苑は毎年3月下旬から4月下旬、および紅葉シーズンのみ特別公開される。
最新の公開情報は公式サイトを参照。
原谷苑の見どころ
枝垂れ桜の名所
原谷苑は梅、もみじ、つつじ、シャクナゲなど様々な植物に彩られるが、特に桜の名所として知られている。
桜も枝垂れ桜、黄桜、緑桜、普賢象桜、菊桜など様々な品種があるが、八重紅枝垂桜が満開を迎える頃が一番美しくその景色は桃源郷の様とも形容される。
八重紅枝垂桜の満開はやや遅めであり、例年市の中心部のソメイヨシノが見頃を過ぎたころ(4月上旬)にピークを迎えることが多い。
苑内では弁当などの販売も行われ飲食も可能だが、食べ物の持込みは不可。
ペットの同伴も禁止されているので要注意。
原谷苑 写真撮影の注意事項
三脚禁止。
事前に許可を得ていないレフ板などを利用した大掛かりなブライダル、コスプレ撮影なども禁止。
原谷苑の混雑
桜の季節はやや混雑するが、苑内は広いため煩わしいほどではない。
原谷苑のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒603-8487 京都府京都市北区大北山原谷乾町36( →地図でみる)
- →現在地から原谷苑の経路を表示
- →京都駅から原谷苑の経路を表示
電車 バス
- 市バス(系統:M1)「原谷(はらだに)」徒歩すぐ
- 市バス(系統:北1、6)「鷹峯源光庵前(たかがみねげんこうあんまえ)」徒歩40分
- 嵐電「御室仁和寺駅」徒歩40分
または地下鉄 烏丸線「北大路駅」、JR嵯峨野線「円町駅」からタクシーで5km、約2000円。
駐車場
なし。入り口前の通りから徒歩5分ほど西に数台分コインパーキングがある。
仁和寺の有料駐車場から原谷苑までタクシーで約1000円。
原谷苑の基本情報
- 名前:はらだにえん / haradanien
- 造営年:1958年頃
- 公式情報: http://www.haradanien.com/
- 観光エリア:金閣寺・仁和寺・太秦
- 住所:〒603-8487 京都府京都市北区大北山原谷乾町36( →地図でみる)
- 電話:TEL:075-461-2924 (運営会社の電話番号)
- 受付時間:9:00 ~ 16:30最終入場
- 拝観料:桜の時期は開花状況により変動 最大1500円 / 梅と紅葉の期間は無料
- 所要時間の目安:30分 〜 1時間