禅居庵

禅居庵の摩利支天堂

禅居庵の概要

鎌倉時代の頃、多くの僧が修行のため中国へ渡っており、中国福建省生まれの僧 大鑑清拙正澄(だいかんせいせっしょうちょう)禅師の名声は日本にも轟いていた。

日本へ招聘された禅師は祖先の頃より信仰していた摩利支天像を自ら彫刻し、像と共に元から来日。

禅師は鎌倉の建長寺、浄智寺、円覚寺に住んだ後、建仁寺の境内に禅居庵を建立し隠棲を始めた。

しかし禅師への信頼は篤く、その後も建仁寺、南禅寺の住持を歴任することになり、暦応二年(1339)に禅居庵で入滅した。

禅師に帰依した小笠原貞宗が元弘年間(1331 〜 1333)に禅師の摩利支天像を祀る堂宇を建立し、これが寺院としての禅居庵のはじまりである。

戦火により焼失した後、天文十六年(1547)に織田信長の父 信秀によって再建され、度重なる修築を経て現在に至っている。

建仁寺の塔頭寺院の中で唯一通年公開されている。

禅居庵の見どころ

秘仏 摩利支天

禅居庵には、創建から現在に至るまで開山の大鑑清拙正澄禅師が元から運んできた摩利支天像が秘仏として祀られている。

摩利支天は仏教において毘沙門天、大黒天のように本尊の鎮守として祀られる「天部」の一つである。

摩利支天という名はサンスクリット語で陽炎を意味する「マリーチ」に由来。

陽炎は実態がないため捕らえることができず、傷をつけることもできない、ということにあやかり、武運を祈る戦国武将によって篤く信仰されたという。現在は開運を願う参拝者も絶えない。

また摩利支天は猪車にのっていることから境内には猪の像がたくさん奉納されている。

座禅体験

禅居庵では毎月の縁日に無料かつ予約不要で参加できる座禅・法話会を実施している。

禅居庵 写真撮影の注意事項

お堂内部は撮影不可。

禅居庵の混雑

空いている日が多い。

禅居庵の御朱印

禅居庵の御朱印

300円。書き置きのみ。

禅居庵のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 京阪電車「祇園四条駅」徒歩7分
  • 阪急電車「河原町駅」徒歩10分
  • 市バス(系統:10、11、12、15、31、37、46、51、59、80、86、急行106、急行110、201、203、207、岡崎ループ)「四条京阪前」徒歩7分

駐車場

禅居庵の駐車場

無料駐車場がある。

駐車場を利用する場合、参拝する前に車を停めたことを寺務所に報告しておかなければならない。

禅居庵の基本情報

禅居庵の門

  • 名前:ぜんきょあん / zenkyoan
  • 創建:1331 〜 1333年
  • 山号:
  • 開山 / 開基:大鑑清拙正澄 / 小笠原貞宗
  • 宗派:臨済宗建仁寺派
  • 本尊:聖観音菩薩
  • 公式情報:http://zenkyoan.jp
  • 観光エリア:祇園・八坂神社・青蓮院
  • 住所:〒605-0811 京都府京都市東山区小松町 四条下る4丁目小松町146( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 ~ 17:00
  • 拝観料:境内自由
  • 所要時間の目安:15分