霊鑑寺

霊鑑寺の山門

当サイトでは各種ASPを通じて広告・アフィリエイトリンクを掲載しています

霊鑑寺の概要

鹿ヶ谷通りの東側の山間にはかつて平安時代に智証大師 円珍によって創建された如意寺という寺院があったが、南北朝時代の戦乱で荒廃し廃寺になってしまったという。

霊鑑寺は、承応三年(1654)後水尾天皇が如意寺にあったとされる恵心僧都(えしんそうず)作 如意輪観音像を本尊として創建された。

同時に天皇の皇女 多利宮(浄法身院宮宗澄、じょうほっしんいんのみやそうちょう)が入寺したことから門跡寺院となる。

以降、明治維新まで皇女が代々住持を務めたことから「霊鑑寺尼門跡」、または地名から「谷御所」、「鹿ヶ谷比丘尼(ししがたにびくに)御所」とも称される。

現在の書院と玄関は貞享四年(1687)に後西天皇の旧殿を移築したもの。本堂は寛政六年(1795)徳川家斉の寄進で建立された。

霊鑑寺 2024年春の特別公開は「3/20 〜 4/7」の予定。

霊鑑寺の見どころ

寺宝の数々

霊鑑寺は狩野永徳、元信や円山応挙作とされる襖絵、歴代天皇の遺品など数々の寺宝を所蔵している。

特に数々の御所人形は名品として名高い。

椿の寺

霊鑑寺の椿

霊鑑寺の椿

霊鑑寺の境内、庭園には後水尾天皇が愛でた日光椿をはじめ数多くの椿が植えられおり、毎年春に特別拝観が行われる。

霊鑑寺の椿

霊鑑寺の椿

紅葉

霊鑑寺の紅葉

秋の特別公開では、庭園裏にある背の高いカエデを中心に鮮やかに色づいた紅葉の境内を散策できる。

霊鑑寺 大カエデの紅葉

霊鑑寺の紅葉

霊鑑寺の紅葉

霊鑑寺 写真撮影の注意事項

霊鑑寺の椿

三脚禁止。建物内は撮影不可。

霊鑑寺の混雑

さほど混雑していないが、境内は狭いので他の人がいると混んでいるように感じる。

霊鑑寺の御朱印

霊鑑寺の御朱印

300円。住職不在のときは書き置きになる場合あり。

霊鑑寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 市バス(系統:5、17、32、93、急行100、急行102、203、204)「錦林車庫前(きんりんしゃこまえ)」徒歩7分
  • 市バス(系統:32)「上宮ノ町前(かみみやのちょうまえ)」徒歩3分

駐車場

なし。

哲学の道の一本西側、鹿ヶ谷(ししがたに)通り沿いに多数のコインパーキングあり。あるいは市営銀閣寺駐車場(2時間制限あり、500円)などを利用。

霊鑑寺の基本情報

霊鑑寺の山門

  • 名前:れいかんじ / reikanji
  • 創建:1654年
  • 山号:円成山
  • 開山 / 開基:後水尾天皇
  • 宗派:臨済宗南禅寺派
  • 本尊:如意輪観音
  • 公式情報:
  • 観光エリア:銀閣寺・哲学の道・南禅寺
  • 住所:〒606-8422 京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12( →地図でみる
  • 電話:TEL:075-771-4040
  • 受付時間:10:00 ~ 16:00
  • 拝観料:800円
  • 所要時間の目安:30分