実光院

実光院 新緑の回遊式庭園

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実光院の概要

実光院はもともと天台声明の道場である勝林院の僧房であり、応永年間(1394 〜 1428)に宗信法印によって再興された。

以前は大原陵(現在地の向かい側)のあたりにあったが、大正八年(1919)に明治以降荒廃していた普賢院、理覚院(ともに同じく勝林院の僧房だった)を統合する形で現在地へ移転した。

客殿は大正十年(1920)の建造で、欄間には江戸中期に狩野派によって描かれた三十六詩仙の絵が飾られている。同様のものは一乗寺の詩仙堂でも見られる。

なお拝観料に+200円で抹茶がついてくるが、すぐ近くの宝泉院では全員に抹茶が提供されるので、あとで宝泉院にも行く予定なら抹茶は頼まなくてもよい。

実光院の見どころ

2つの庭園と不断桜

実光院 新緑の客殿

客殿南側から眺められるのが池泉鑑賞式庭園の「契心園(けいしんえん)」。

普賢院の代から存在する江戸時代後期に作庭された庭園で、池の水は律川から引き込んでいる。松が鶴、島が亀をあらわす鶴亀庭園になっている。

西側の回遊式庭園は元々理覚院の敷地だった場所で、実光院の歴代住職が作庭して今日に至っている。

実光院 回遊式庭園

庭園にある不断桜という秋から春にかけて花を咲かせる珍種の桜が有名。

実光院の不断桜

またシャクナゲ、沙羅など四季折々の花が楽しめる庭園である。

早めの紅葉

実光院 庭園の紅葉

実光院の庭園は秋になると紅葉で彩られる。

例年色づきは京都市内でもかなり早く、11月中旬が見頃となる。

実光院 庭園の紅葉

実光院 書院から紅葉を眺める

実光院 写真撮影の注意事項

三脚禁止。庭園のみ撮影可能。

実光院の混雑

空いている日が多い。

実光院の御朱印

実光院の御朱印

300円。

実光院のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 京都バス(系統:10、16、17、18、19)「大原」徒歩12分
バス1日乗車券の対象エリア外です。「地下鉄・バス1日乗車券」ならば対象エリアに含まれます

駐車場

大原バス停周辺に私営の駐車場がたくさんある。紅葉シーズンなど繁忙期を除けば停める場所がないほどには混雑していないことが多い。

朝早い時間は駐車場のスタッフが留守のときもあるが、集金箱に駐車料金をいれて停められる。ちゃんと自己申告すれば後払いでも怒られない。

料金の相場は終日500円程度(紅葉シーズンは数100円値上げする場合あり)。

実光院の基本情報

実光院の門

  • 名前:じっこういん / jikkouin
  • 創建:1394 〜 1428年
  • 山号:
  • 開山 / 開基:宗信法印
  • 宗派:天台宗
  • 本尊:地蔵菩薩坐像
  • 公式情報:http://www.jikkoin.com
  • 観光エリア:大原
  • 住所:〒601-1241 京都府京都市左京区大原勝林院町187( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 ~ 16:00(11月は16:30)
  • 拝観料:500円
  • 所要時間の目安:30分