宝泉院

宝泉院 新緑の盤桓園

宝泉院の概要

宝泉院は、平安末期頃に天台声明の根本道場 勝林院の僧坊として始まる。

嘉禎年間(1235 〜 1237年)に声明の巨匠である宗快法印を開基として了性坊が創建されるも後に断絶。

元亀年間(1570 〜 1573)に幸淵が再び宝泉坊として再興したとされる。

ただし現在の書院は元亀二年に再建されたという説、建築様式からみて江戸時代初期のものとする説があり、再興された本当の時期に関しては明確ではない。

正徳六年(1716)に宝泉院と改称されて現在に至る。

宝泉院の見どころ

抹茶と一緒に眺める額縁庭園

宝泉院 紅葉の盤桓園

客殿から柱を額縁に見立てて鑑賞する宝泉院の「盤桓園(ばんかんえん)」は額縁庭園の典型として名高い。

盤桓園という名前は「立ち去りがたい」という意味で、樹齢700年を超える五葉松、そして竹林の奥に見える大原の里までも借景とした奥行きのある眺めはまさにずっと見続けていたい絶景。

全員に提供される抹茶と一緒にゆっくり楽しみたい。

鶴亀庭園と宝楽園

宝泉院には盤桓園の他にも2つの庭園がある。

一つは入り口の横にある江戸時代に作庭された鶴亀庭園。

池が鶴、筑山が亀、サザンカが鳳来山を表している。

建物の外にあるのが2000年代になって新しく築かれた宝楽園。

「仏神岩組雲海流水花庭」と称し、地球の原初の海を想像して作られている。

仏神と大自然を表現した宝楽園は木漏れ日や散り紅葉が美しく映える。

新緑と紅葉ライトアップ

宝泉院 盤桓園 紅葉ライトアップ

宝泉院では、毎年4月下旬 〜 5月上旬と11月 〜 12月上旬の紅葉シーズンにライトアップを実施。

昼夜入れ替え制で受付時間は17:45 〜 20:40、料金は800円(抹茶菓子はなし)。

ライトアップされた盤桓園と鶴亀庭園を鑑賞できる。

京都市の中心部からは遠いため紅葉ライトアップの中では比較的空いているが、大原バス停から宝泉院までは真っ暗闇の参道を15分ほど歩かなくてはならない。

夜はバスの本数も少ないため、一度も大原へ行ったことがなく土地勘がない人は宝泉院のライトアップだけを見に行くのは控えたほうがよい

ライトアップは年によって行われない可能性があります。必ず最新情報を確認してから訪問してください。

伏見城遺構の血天井

宝泉院 伏見城遺構の血天井

宝泉院には伏見城の遺構である血天井がある。

これは伏見城の戦いで徳川の忠臣 鳥居元忠らが自刃した場所の床板で、天井にして祀ることで武将たちを供養している。

宝泉院 写真撮影の注意事項

宝泉院 紅葉シーズンの混雑

紅葉最盛期 開門から10分後の宝泉院

三脚禁止。

抹茶つきのため庭園を眺めながら長居する人が多く、額縁構図で写真撮影したいなら開門と同時に入場するしかない。

宝泉院の混雑

平時はさほど混雑していない日が多いが、団体客が来ることもあり注意が必要。

建物内は狭いので、紅葉シーズンなどは他の人がいると混んでいるように感じる。

宝泉院の御朱印

宝泉院の御朱印

300円。

宝泉院のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 京都バス(系統:10、16、17、18、19)「大原」徒歩15分
バス1日乗車券の対象エリア外です。「地下鉄・バス1日乗車券」ならば対象エリアに含まれます(JRバスは1日乗車券の対象外なので注意が必要です)

駐車場

大原バス停周辺に私営の駐車場がたくさんある。紅葉シーズンなど繁忙期を除けば停める場所がないほどには混雑していないことが多い。

朝早い時間は駐車場のスタッフが留守のときもあるが、集金箱に駐車料金をいれて停められる。ちゃんと自己申告すれば後払いでも怒られない。

料金の相場は終日500円程度(紅葉シーズンは数100円値上げする場合あり)。

宝泉院の基本情報

  • 名前:ほうせんいん / housenin
  • 創建:1235 〜 1237年
  • 山号:魚山
  • 開山 / 開基:宗快法印
  • 宗派:天台宗
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報:http://www.hosenin.net
  • 観光エリア:大原
  • 住所:〒601-1241 京都府京都市左京区大原勝林院町220( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 〜 16:30
  • 拝観料:800円(抹茶つき)
  • 所要時間の目安:1時間