勝林院

勝林院の境内と本堂

勝林院の概要

魚山大原寺(ぎょざんだいげんじ) 勝林院は長和二年(1013)寂源によって天台声明(てんだいしょうみょう)の根本道場として創建された。

声明とはインドから中国を経由して伝わった仏教の儀式音楽のことで、勝林院はこの大原の地で来迎院とともに声明、音律の中心地となる。

本堂は何度も破損、修復を繰り返しており、現在に残るのは安永七年(1778)に再興されたもの。

本堂の屋根

その一つ前の本堂は春日局(かずがのつぼね)がお江の方(崇源院殿)を弔うために再建したものだったが、亨保二十一年(1736)の火災で消失してしまった。

大原の観光地として有名な宝泉院実光院はもともと勝林院の僧坊として創建されたものである。

勝林院の見どころ

法然の大原問答と証拠の阿弥陀

勝林院は、文治二年(1186)に顕真(けんしん)が法然上人ら高僧たちを招いて12の難題を投げかけ議論した「大原問答」が行われた地としても有名。

このとき、本尊の阿弥陀如来が手から光明を放ち、念仏によって極楽浄土へ往生できるという法然の教えが正しいことを証明したとされ、本尊は「証拠の阿弥陀」と呼ばれるようになった。

現在の阿弥陀如来は、1737年に再興に向けて開眼供養が行われたときのもの。

またお寺自体も「問答寺」、「証拠堂」という別名がある。

極楽浄土を表現した伽藍

勝林院の入り口には三途の川が流れ、その上には来迎橋という橋がかかっており、橋を渡った先は極楽浄土に見立てられている。

本堂は何度か消失しているが、平安時代の梵鐘や鎌倉時代の宝塔は境内に現存する。

勝林院 写真撮影の注意事項

特になし。珍しくお堂内部、仏像も撮影できる。

勝林院の混雑

空いている日が多い。

勝林院の御朱印

勝林院の御朱印

300円。

勝林院のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 京都バス(系統:10、16、17、18、19)「大原」徒歩15分
バス1日乗車券の対象エリア外です。「地下鉄・バス1日乗車券」ならば対象エリアに含まれます(JRバスは1日乗車券の対象外なので注意が必要です)

駐車場

大原バス停周辺に私営の駐車場がたくさんある。紅葉シーズンなど繁忙期を除けば停める場所がないほどには混雑していないことが多い。

朝早い時間は駐車場のスタッフが留守のときもあるが、集金箱に駐車料金をいれて停められる。ちゃんと自己申告すれば後払いでも怒られない。

料金の相場は終日500円程度(紅葉シーズンは数100円値上げする場合あり)。

勝林院の基本情報

勝林院の本堂

  • 名前:しょうりんいん / shorinin
  • 創建:1013年
  • 山号:魚山
  • 開山 / 開基:寂源
  • 宗派:天台宗
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報:https://www.25reijo.jp/reijo/21.php
  • 観光エリア:大原
  • 住所:〒601-1241 京都府京都市左京区大原勝林院町187( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 〜 16:30
  • 拝観料:300円
  • 所要時間の目安:30分