詩仙堂

詩仙の間から新緑のもみじと花の咲いていないサツキを眺めています。

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詩仙堂の概要

詩仙堂は、徳川家康の側近だった石川丈山が隠居所として寛永十八年(1641)に建てた草庵にはじまる。

凹凸窠(おうとつか、デコボコの土地に建てられた住居のこと)のある部屋には、狩野探幽が描いた中国の詩人三十六人の肖像画に丈山自らが各詩人の詩を墨書した額が掲げられている。

この部屋の名が「詩仙の間」であることから詩仙堂の名前で呼ばれるようになった。

現在は曹洞宗の寺院。建物、庭園ともに多少の変更を経て創建当時のままの姿を保っている。

詩仙堂の見どころ

5月下旬のサツキと紅葉

詩仙の間からはもみじと綺麗に刈り込まれたサツキが眺められる。

新緑の下にサツキの花が咲く5月下旬、もみじが真っ赤に染まる紅葉シーズンが特におすすめ。

丸く刈り込まれたサツキの上に真っ赤に染まったもみじが広がっています。

ししおどし 発祥の地

現代の日本家屋でも目にする僧都(そうず、添水とも)は石川丈山が考案してこの詩仙堂の庭園に取り入れたものが元祖とされる。

上を向いたししおどしに水が注いでいます

鹿おどしの通称が表すように、静寂の中に響く音が獣避けとなり庭園を荒らされることを防いでくれる。

詩仙堂 写真撮影の注意事項

三脚禁止。建物内は庭園方向のみ撮影OK。

詩仙堂の混雑

紅葉シーズンの詩仙の間に人がたくさん訪れています。

平時は人がまばらだが境内は狭いので他の人がいると混んでいるように感じる。

紅葉シーズンは開門前から列ができることも。

詩仙堂の御朱印

詩仙堂の御朱印

300円。書き置きのみ。

詩仙堂のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 叡山電車「一乗寺駅」徒歩15分
  • 市バス(系統:5、北8)「一乗寺下り松町」徒歩7分

駐車場

詩仙堂の駐車場に車が1台停まっています。

500円。付近にコインパーキングもあり。

詩仙堂の基本情報

竹に囲まれた詩仙堂 小有洞の門

  • 名前:しせんどう / Shisendo
  • 創建:1641年
  • 山号:六六山
  • 開山 / 開基:石川丈山
  • 宗派:曹洞宗
  • 本尊:馬郎婦観音
  • 公式情報:http://www.kyoto-shisendo.com
  • 観光エリア:八瀬・修学院・一乗寺
  • 住所:〒606-8154 京都府京都市左京区一乗寺門口町27( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 〜 16:45(毎年5/23は拝観不可)
  • 拝観料:500円
  • 所要時間の目安:30分 〜 1時間