白峯神宮の概要
幕末の頃、孝明天皇は保元の乱(1156)で讃岐国へ配流となり亡くなった崇徳天皇の慰霊と皇室鎮護を兼ねて、その神霊を京都へ祀りたいと考えていたが、願いが叶う前に崩御した。
あとを継いだ明治天皇は、慶応四年(1868)に白峯山陵(現在の香川県坂出市)から崇徳天皇の御霊を現在地に迎え神社を創建。
明治六年(1873)に淡路島から淳仁天皇(じゅんにんてんのう)が合祀された。
昭和十五年(1940)に官幣大社に昇格して白峯神宮となる。
社殿は下鴨神社の摂社である河合神社を模した流造であり、創建時のものが現存する。
また境内にある樹齢800年のオガタマノキは京都市の天然記念物に指定されている。
白峯神宮の見どころ
スポーツ・学問 文武両道の神
白峯神宮の境内は、かつて蹴鞠、和歌の宗家として知られる飛鳥井家(あすかいけ)の邸宅であった。
摂社である地主社の御祭神 「精大明神」はもともと飛鳥井家の守護神として祀られていたもので、現在はスポーツ全般の神として信仰が篤い。
今でも毎年4月14日と7月7日の例祭では蹴鞠の奉納が行われており、境内にはJリーガーをはじめ数々のトップアスリートが奉納したボールなどが展示されている。
また蹴鞠は球を「落とさない」芸技であることから、学芸上達を願って参拝する人も多い。
その他、源為義・為朝を祀る伴緒社(とものおしゃ)は武道の神として、潜龍社(せんりゅうしゃ)は悪縁を絶ち良縁を導く神として信仰されている。
ご利益 願掛け
- 心願成就
- スポーツ・学芸上達
- 武道・弓道上達
- 運気上昇
など
白峯神宮 写真撮影の注意事項
特になし。
白峯神宮の混雑
空いている日が多い。
白峯神宮の御朱印
500円。書き置きのみ。
白峯神宮のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒602-0054 京都府京都市上京区飛鳥井町261( →地図でみる)
- →現在地から白峯神宮の経路を表示
- →京都駅から白峯神宮の経路を表示
電車 バス
- 地下鉄 烏丸線「今出川駅」徒歩8分
- 市バス(系統:9、12、67、51、59、201、203、急行102、急行111)「堀川今出川」徒歩2分
駐車場
境内に無料で駐車できる。
白峯神宮の基本情報
- 名前:しらみねじんぐう / shiraminejingu
- 創建:1868年
- 祭神:崇徳天皇 / 淳仁天皇
- 公式情報:http://shiraminejingu.or.jp
- 観光エリア:二条城・西陣
- 住所:〒602-0054 京都府京都市上京区飛鳥井町261( →地図でみる)
- 受付時間:境内自由 / 8:00 ~ 17:00(社務所)
- 拝観料:境内自由
- 所要時間の目安:15分