壬生寺

壬生寺の本堂

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壬生寺の概要

壬生寺は正暦二年(991)に三井寺(現在の滋賀県 園城寺)の快賢によって創建された。

本尊の地蔵菩薩が厄除けや開運の信仰を集めたことから、かつて地蔵院とも呼ばれた。その他、宝幢三昧寺(ほうどうさんまいじ)、心浄光院と称された時期もあるという。

正嘉元年(1257)に火災で焼失した後、円覚によって再興。

昭和三十七年(1962)にも本堂が焼失しており、現在の本尊は奈良の唐招提寺から招来した地蔵菩薩立像となっている。

境内には現在も水かけ地蔵など数多くの石仏が祀られている。

その他、歯薬師如来(平安時代)、日光・月光菩薩(鎌倉時代)、中院の十一面観音菩薩(鎌倉時代)など貴重な仏像を安置するお堂も複数ある。

長谷川等伯筆「列仙図屏風」(非公開)などの寺宝も所蔵している。

壬生寺の見どころ

新選組ゆかりの寺

壬生寺の阿弥陀堂

壬生寺は幕末に活躍した新選組が剣術、馬術、大砲などの訓練をした地として有名であり、境内の壬生塚には近藤勇の胸像、芹沢鴨ら十一人の墓塔が供養されている。

現在も池田屋事件の当日(7月16日)には慰霊祭が催される。

周囲には八木邸旧前川邸など新選組と縁のある史跡が残る。

節分と念仏狂言

4月29日〜5月5日、10月の三連休に壬生寺で行われる「壬生大念仏狂言」は嵐山の清凉寺引接寺(千本ゑんま堂)のものと並び京都の三大念仏狂言に数えられる。

中興の祖 円覚がはじめたと言われ、その浄財によって再建費用が賄われたとも伝わる。

2月2日と3日の節分会にも特別な演目が上演される。

壬生寺 写真撮影の注意事項

仏像は撮影不可。

壬生寺の混雑

平時は空いている日が多い。

節分、狂言など行事の日は混雑する。

壬生寺の御朱印

壬生寺の御朱印

300円。種類は複数ある。

本堂向かって右側の寺務所で授与される。

壬生寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 阪急電車「大宮駅」徒歩10分
  • 嵐電「四条大宮駅」徒歩10分
  • 市バス(系統:3、8、11、13、26、28、29、67、71、91、203)「壬生寺道」徒歩5分

駐車場

壬生寺の駐車場

門の横にコインパーキングがある。

壬生寺の基本情報

壬生寺の門

  • 名前:みぶでら / mibudera
  • 創建:991年
  • 山号:
  • 開山 / 開基:快賢
  • 宗派:律宗大本山
  • 本尊:地蔵菩薩
  • 公式情報:http://www.mibudera.com
  • 観光エリア:二条城・西陣
  • 住所:〒604-8821 京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31( →地図でみる
  • 受付時間:開門時間 8:00 ~ 17:00 / 壬生塚の参拝 8:30 〜 16:30
  • 拝観料:境内自由 / 壬生塚 200円
  • 所要時間の目安:30分