キャッシュレスがすすむ昨今ですが、京都観光においてはまだまだ現金、とくに小銭と1000円札が必須というお話です。
この記事ではその理由を詳しく紹介していきます。
京都観光ではまだまだ現金が必須な理由
観光のメインとなるお寺や神社では(ほぼ)現金しか仕えない
京都の観光に訪れる人の大半がどこかしらのお寺、神社へお参りすることになると思います。
しかしお寺の拝観料、神社の初穂料、御朱印代などは原則として現金でしか支払えません。
2023年現在、私が確認した範囲では拝観料をキャッシュレスで支払えたのは一休寺と京都市が管理する世界遺産 二条城のみ。
南禅寺と貴船神社も一部授与品のみキャッシュレスで支払えるようでした。
京都旅行でお寺を巡ったり、神社へお参りしておみくじや御朱印を授与してもらうつもりの方はそれなりの金額の現金を用意しておく必要があります。
【実体験】5000円札、10000円札は断られることも?
もう一つ注意点として、お寺や神社ではお釣りが用意できず5千円札、1万円札での支払いは拒否されることがあります。
特に観光用のスタッフを雇っていないような小さなお寺などを訪問する場合は要注意。
私の実体験として、期間限定公開のお寺に受付終了ギリギリの時間で訪問したところ財布に運悪く1万円札しかなく、追い返されてお金を崩す時間もなく結局拝観できなかった、ということがありました。
さすがに世界遺産 清水寺や金閣寺のような有名な観光寺院でそのような扱いをされることはまずありませんが、それでも露骨に嫌な顔をされることはあります。
京都観光中は財布の中身をこまめにチェックして、常に1000円札と小銭がある程度入っている状態をキープするのが重要。
大きい金額のお札はコンビニ、スーパーなどで適宜買い物をして崩しておきましょう。
特に御朱印を集めている場合、300 〜 500円の志納金、初穂料に対して5千円札以上を出すのはマナー違反だという心構えでお参りするのが無難です。
個人の飲食店でもカード、キャッシュレス非対応が多い
観光ついでに京都の人気グルメも回ろうとしている人も注意が必要です。
京都はラーメン激戦区として有名ですが、そのほか、うどん、そばなどの個人店も含めて未だに8〜9割のお店が現金払いのみです。
東京などから来られて支払いの際にびっくりする方が多いようなので、事前に現金を用意するか対応の支払い方法を事前に確認しておくのを推奨します。