俺のラーメン あっぱれ屋へ訪問 ブログレポート
俺のラーメン あっぱれ屋は城陽市にある行列のできる人気ラーメン店。
「食べログ百名店」
「受賞歴」のあるものを掲載しています。最新版には載っていないことがあります。
店主の仙度さんはヒルトン、ウェスティンなどに勤務経験のあるホテルシェフ出身。
京都、大阪でFC展開する中華料理の都飯店に転職後、支店を譲りうける形で独立。
木津川の無鉄砲が辺鄙な場所にありながら平日昼でも行列になっているのを見て衝撃を受けラーメン屋に興味を持ち、製麺機の大和が運営するラーメン学校などを経て2009年にあっぱれ屋をオープンしました。
一時期、食べログのラーメン部門で全国一位だった時代があり、日本各地のラヲタに名前を轟かす京都を代表するレジェンド店となっています。
ダンプカーが行き交う山の中の幹線通り沿いという立地は憧れの無鉄砲を意識。店主の目論見通り、平日のランチ営業でも広い駐車場には府外のナンバーがズラリと並びます。
夫婦二人でランチ営業のみという私生活優先の経営スタイルはうどんのたなか家を参考にしたそう。
近年は12月半ばから1月半ばの年末年始は1ヶ月ほど休みをとるなど、徹底したワークライフバランス重視のお店です。
一見するとアクセスの悪い場所にありますが、車があれば宇治周辺の世界遺産 平等院鳳凰堂、またはハート型の猪目窓で有名な正寿院(風鈴寺)から20分程度なので予め計画を立てておけば観光ついでに寄ることもできます。
1時間に1本しかありませんが、新田辺駅から京阪バスもあり。
店内はL字のカウンターのみ。背の高い椅子ですが、女将さんはとても優しく子連れにも丁寧に対応してくれます。車椅子用のバリアフリー席もあり。
メニューは豚骨魚介塩ラーメンが2種類と限定のつけ麺。大盛りは無料ですが残すと300円の罰金。
まずは定番のこくまろ塩ラーメン。
獣臭のしない豚骨スープを乳化、白濁させ魚介の風味を加えたマイルドでコクのある塩ラーメン。ポイントは豚骨の味を強く押し出すもみじという部位を使わず背ガラのみを利用し、丁寧にアク取りをしていることだそう。
麺は平打の高加水麺。モチッとした弾力、のど越しもよくパスタのようと感じる人もいるようです。
レアチャーシューを採用した先駆けのお店としても知られ、炙って胡椒でしっかりと味付けがされた分厚いお肉が味わえます。
厚切りのメンマには隠し包丁を入れて食べやすい食感に調整、スープを冷まさないよう盛りつけ前にバーナーで温めてからトッピング、と随所に職人の技が光る仕事ぶりです。
そしてもう1つの名物が限定20食のスーパーつけめん。行列店なのでかなり前から並ばないとありつけない貴重な一杯。
ラーメン同様白濁して泡立ったクリーミーな豚骨魚介塩スープ。メニューには味が濃いと書いてありましたが、個人的にさほど濃厚さは感じず後味も軽め。
麺は自家製の平打中太麺でモッチリとした食感、スープとの相性も◯。
〆はスープ割も用意されています。
ちなみにあっぱれ屋の店主 仙度さんと中書島の人気店 つけ麺 きらりのオーナー 濱口さんは都飯店時代に同僚だった時期があり、きらりのつけ麺の開発にもアドバイスを送ったそうです。
そしてとにかくこのお店の素晴らしいところはご夫婦のオペレーションの連携。
女将さんはカウンターしかない席にそれぞれ違う人数で来店する客を適切に振り分けて対応、注文のタイミングも並んでいる間と着席してから、状況に応じて適宜使い分け効率よく料理が運ばれてくるように努めておられます。
店主は基本的に調理担当ですが、隙を見て丼を下げに来たりと夫婦ならではの呼吸で作業をこなされています。
つけ麺が20食しかないのも限定商法ではなく、スムーズに注文を捌いて客の回転をよくするため。1順目で入店するとつけ麺がある時間帯のみ女将さんも調理に参加している様子がわかります。
また京都駅から電車かバスで20分ほどのところにはあっぱれ屋の一番弟子の「あいつのラーメン かたぐるま」というお店があり、同じレシピで塩ラーメンを提供されています。
作り手が違えば全く同じ味のラーメンとはいかないかもしれませんが、いくらレジェンド店とはいえ自分の口に合うかわからないラーメンのために城陽まで遠征するのも面倒、という人はアクセスの良いお弟子さんの店であっぱれ屋のエッセンスを試してみるのもいいでしょう。
余談ですが、車ですぐのところには同じく立地が悪くランチ営業のみの人気店麺屋 たけ井 本店があるので、ラーメン好きならハシゴしてみるのもあり。
俺のラーメン あっぱれ屋の店舗情報
俺のラーメン あっぱれ屋の予約・行列
予約不可。
営業時間が短くほぼ終日行列が途切れない事が多い。ただ上記の通りオペレーションがよく回転は比較的早いため、数時間待ちなどになることはほぼない。
必ず限定つけ麺を食べて帰りたい場合は平日10時半、休日は10時頃までには並んでおきたい。
11:30開店だが、近年は11:10頃入店・注文が開始され1順目の半分は11:20、残りの組は11:30頃に料理が提供される。ベンチがあり座って待てるので開店前から並んでおくのがおすすめ。
俺のラーメン あっぱれ屋 営業時間などの詳細情報
免責:メニュー、価格、営業時間等の情報は店舗訪問時、および記事執筆時点のものを掲載しており最新ではないことがあります。ご了承ください。
- 店名:おれのらーめん あっぱれや / oreno ramen appareya
- 料理ジャンル:ラーメン・つけめん
- 観光エリア:宇治・宇治田原・城陽
- 住所:〒610-0116 京都府城陽市奈島下小路11−34( →地図でみる)
- 営業時間:11:30 〜 14:00LO
- 定休日:日曜・祝日・第四土曜 / 不定休多数あり。訪問前に公式ブログ、またはツイッターを要確認!
- 公式情報: https://ameblo.jp/appare1/
- 予約:不可
- 電話:非公開
- 予算: 〜 1500円未満
- 支払い方法:現金のみ
- 座席:カウンターのみ
- タバコ:禁煙
- 備考:お一人様可 子連れでも入りやすい
俺のラーメン あっぱれ屋のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒610-0116 京都府城陽市奈島下小路11−34( →地図でみる)
- →現在地から俺のラーメン あっぱれ屋の経路を表示
- →京都駅から俺のラーメン あっぱれ屋の経路を表示
電車 バス
- 京阪バス(系統:60、62、62B、62C、62CA)「明星ヶ原」徒歩すぐ
駐車場
広い駐車場がある。
自転車 バイクの駐輪
専用の駐輪場がある。
「俺のラーメン あっぱれ屋」周辺の京都観光名所
アクセスが悪いところにあるが、車があれば世界遺産 平等院鳳凰堂、ハート型の猪目窓で有名な正寿院(風鈴寺)から20分程度。