熊野神社の概要
弘仁二年(811)、修験道の始祖として知られる役行者(えんのぎょうじゃ) 十世 日圓が紀州熊野大神を勧請して護国鎮護のために創建したと伝わる。
熊野若王子神社、新熊野神社と並び京都三熊野神社と称され、その中でも創建年が一番古い。
古くは後白河法皇、室町時代には足利義満など数多くの権力者から尊信を寄せられ、往時の境内は鴨川付近にまでいたるほど広大なものだったという。
聖護院の鎮守社であるとともに天台宗系本山派修験道の守護神としても信仰されており、応仁の乱で荒廃した後の寛文六年(1666)に聖護院宮道寛法親王(しょうごいんのみやどうかんほっしんのう)によって再興された。
本殿は天保六年(1835)の大修造の際に下鴨神社の旧本殿を移築したもの。
かつては白川熊野や熊野権現と呼ばれたが、神仏分離によって熊野神社に改称され現在に至る。
熊野神社の見どころ
八咫烏とサッカー
熊野神社は熊野社の例に漏れず八咫烏(ヤタガラス)をご神紋としている。
八咫烏はサッカー日本代表のエンブレムにもなっていることからサッカー選手、サポーターからの信仰が厚く、上達・勝利を願うサッカー関係者の参拝が絶えない。
ご利益 願掛け
- 縁結び
- 健康長寿
- 安産の神
- サッカー勝利・上達(八咫烏)
熊野神社 写真撮影の注意事項
特になし。
熊野神社の混雑
空いている日が多い。
熊野神社の御朱印
300円。2種類ある。
熊野神社のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒606-8392 京都府京都市左京区聖護院山王町43( →地図でみる)
- →現在地から熊野神社の経路を表示
- →京都駅から熊野神社の経路を表示
電車 バス
- 地下鉄 東西線「東山駅」徒歩15分
- 京阪線「神宮丸太町駅」徒歩5分
- 市バス(系統:31、201、206)「熊野神社前」徒歩すぐ
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
なし。
神社の北側周辺にいくつかコインパーキングがある。