京都迎賓館

京都迎賓館 庭園

当サイトでは各種ASPを通じて広告・アフィリエイトリンクを掲載しています

京都迎賓館の概要

京都迎賓館は、平成六年(1994)が平安京遷都1200年にあたるのを記念して造営が計画され、平成十七年(2005)に完成した。

東京の迎賓館赤坂離宮と同様、国外からの来賓をもてなす格式高い迎賓施設となっている。

京都迎賓館 廊下

内閣府の管轄する建物であり、参観に際しては金属探知機による検査を受ける必要がある。カメラや貴重品以外の荷物は指定されたコインロッカー(100円返却式)に預けなければならない。

小学生以下は入場不可。

京都迎賓館は不定休かつ参観方法も日によって定められている。訪問前に必ず公式サイトのスケジュール表の確認が必要。

京都迎賓館の見どころ

和の伝統様式を取り入れた建築と人間国宝らによる美術品

京都迎賓館 正門玄関と築地塀

平成に入ってから建てられた迎賓館は、現代建築と格式の高い入母屋造り、茶道によって発展した数寄屋造り、周囲を囲む築地塀など伝統的な和風建築の様式を融合させて作られている。

聚楽の間は建物のロビーにあたり、人間国宝 早川尚古齊(はやかわしょうこさい、故人)の花籠が置かれている。

京都迎賓館 聚楽の間

夕映の間は晩餐会などの待合室であり、京都盆地を囲む比叡山と愛宕山をデザインした織物壁面に挟まれている。織物は双方ともに日本画家の箱崎睦昌(はこざきむつまさ)の作。

京都迎賓館 夕映の間

藤の間は晩餐会や式典が催される迎賓館で最も広い部屋であり、日本画家 鹿見喜陌(しかみきよみち、故人)による横16mもの織物が飾られている。

截金(きりかね)の舞台扉は人間国宝 江里佐代子(えりさよこ、故人)の作。

京都迎賓館 藤の間

京料理によるおもてなしの際には桐の間が利用される。各所に明治時代から日本国政府の紋章として使用されている「五七の桐」の意匠がある。

京都迎賓館 桐の間

中庭は建物を行き来する回廊で仕切られ、遊泳する錦鯉が鑑賞できるほか、古来から貴族に嗜まれてきた舟遊びが体験できるようになっている。

京都迎賓館 和舟

京都迎賓館 写真撮影の注意事項

三脚禁止。建物内の立ち入り可能なエリアからの写真撮影は自由。

受付および金属探知機などの検査を受ける地下は撮影禁止。

京都迎賓館の見学予約

ガイドツアーのみ事前予約、または当日配布の整理券が必要。

公式サイトのスケジュール表を要確認。

京都迎賓館のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 地下鉄 烏丸線「丸太町駅」徒歩20分
  • 市バス(系統:3、4、17、37、59、205)「府立医大病院前」徒歩15分

駐車場

京都御苑の駐車場

京都御苑の東側駐車場(寺町通沿い)を利用。

京都迎賓館の基本情報

京都迎賓館 勅使門

  • 名前:きょうとげいひんかん / kyotogeihinkan
  • 造営年:2005年
  • 公式情報:https://www.geihinkan.go.jp/kyoto/
  • 観光エリア:御所・相国寺
  • 住所:〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑23( →地図でみる
  • 受付時間:10:00 ~ 16:30
  • 参観休止日:不定休
  • 入場料:1500円 / ガイドツアーは2000円 / 小学生以下は参観不可
  • 所要時間の目安:1時間