天寧寺の概要
天寧寺は、かつて会津城の城下町に傑堂能勝(けつどうのうしょう)を開山として創建された寺院だったという。
天正年間(1573 〜 1592)にかつて天台宗 松陰坊があったと伝わる現在地へ移転。京都所司代 板倉勝重、直江兼続らの援助をうけて伽藍が建立された。
その後、天明八年(1788)の大火によって焼失。本堂は文化七年(1810)、書院は弘化二年(1845)に再建されたもの。
本堂には仏師 春日彫刻と伝わる釈迦如来像、観音堂には後水尾天皇の念持仏観音菩薩と東福門院政子の念持仏薬師如来を安置する(非公開)。
また境内には剣道 示現流の祖 善吉(ぜんきつ)和尚や茶人 金森宗和の墓地がある。
天寧寺の見どころ
比叡山をのぞむ額縁門
天寧寺の表門は安政四年(1858)に建立された薬医門であり、比叡山の姿を額縁にいれたような景観から「額縁門」と呼ばれている。
天寧寺 写真撮影の注意事項
特になし。
額縁門は天気によって比叡山が見えない日もある。また午前中は逆光になるので写真撮影が目的ならば午後のほうがよい。
天寧寺の混雑
空いている日が多い。
天寧寺の御朱印
お寺の人が在宅の日は対応してもらえることがある。
天寧寺のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒603-8138 京都府京都市北区寺町通鞍馬口下る天寧寺門前町301( →地図でみる)
- →現在地から天寧寺の経路を表示
- →京都駅から天寧寺の経路を表示
電車 バス
- 地下鉄 烏丸線「鞍馬口駅」徒歩5分
- 市バス(系統:37)「出雲路橋」徒歩3分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
門の向かい側に無料駐車場がある。