大仙院

大仙院の門

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大仙院の概要

大仙院は大徳寺の塔頭で、永正六年(1509)古嶽宗亘(こがくそうこう、大聖国師とも)が創建した。

南派の龍源院に対し、大仙院は大徳寺北派の本庵で数々の名僧を輩出した名刹である。

大仙院 参道

永世十年(1513)の建立とされる方丈(本堂)は大徳寺境内で最も古い禅宗客殿建築で国宝にも指定されている。

建物内には相阿弥の「瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)」、狩野元信の「四季花鳥図」、狩野之信「四季耕作図」といった貴重な襖絵も飾られている。

書院は七代 沢庵和尚が宮本武蔵に剣道の極意を授けた場所という逸話で知られる。

また参道には明仁上皇陛下が皇太子時代に植樹された松がある。

大仙院 明仁上皇が植樹された松

大仙院の見どころ

方丈・書院から眺める枯山水庭園

大仙院の枯山水庭園は開祖 大聖国師による室町時代の作庭で、禅院式枯山水庭園の最高傑作とも称され国指定の特別名勝庭園の一つにもなっている。

蓬莱山の滝から流れ出た水が大河となり、大海へ流れていく様子を表現している。

大胆に大石を立てて作られた枯滝組、川に浮かぶ船石、一面に広がる白砂のみで表現された大海など、建物の周囲を囲むように様々な景色が広がる。

座禅体験

大仙院では毎週土日の夕方に坐禅会を実施。

前日までに要電話予約。志納金1000円。

大仙院 写真撮影の注意事項

建物内は一切の写真撮影不可。スマホ、カメラを取り出すのも禁止。

庭園などの写真は公式サイトで確認できる。

大仙院の混雑

空いている日が多い。

大仙院の御朱印

大仙院の御朱印

300円。

大仙院のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 市バス(系統:1、12、204、205、206、北8、M1)「大徳寺前」徒歩8分

駐車場

大徳寺の駐車場

大徳寺東門の有料駐車場を利用。

2時間500円。東門前の無料スペースは檀家専用なので観光客は駐車不可。

大仙院の基本情報

大仙院の門

  • 名前:だいせんいん / daisenin
  • 創建:1509年
  • 山号:
  • 開山 / 開基:古嶽宗亘
  • 宗派:臨済宗大徳寺派
  • 本尊:釈迦如来
  • 公式情報:https://daisen-in.net
  • 観光エリア:鷹峯・大徳寺
  • 住所:〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町54−1( →地図でみる
  • 受付時間:9:00 ~ 17:00(12月 〜 2月は16:30)
  • 拝観料:400円
  • 所要時間の目安:30分