天授庵

天授庵 新緑の枯山水庭園

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天授庵の概要

南禅寺を開山した無関普門禅師(むかんふもん、大明国師とも)は創建後まもなく入寂したため、南禅寺伽藍の整備の中心となったのは実際には二世 規庵祖円(きあんそえん)である。

そのため無関普門禅師による南禅寺開山の功績は長らく軽んじられていた。

暦応二年(1336)、この状況に危機を覚えた十五世 虎関師錬(こかんしれん)は光厳上皇の勅許を得て無関普門禅師を奉拝する開山塔の造営を開始し、三年後に天授庵として開創された。

応仁の乱(1467 〜 1477)で焼失した後しばらく荒廃したが、慶長七年(1602)に南禅寺の住持 霊山和尚の依頼を受けた細川幽斎が再建。

本堂、書院、正門は再興時のものが現存している。

天授庵 書院

本堂には長谷川等伯筆の襖絵が三十二面あるが非公開である。

天授庵の見どころ

新緑、紅葉が美しい2つの庭園

天授庵 枯山水の紅葉

天授庵には方丈東の枯山水庭園、書院南の池泉回遊式庭園がある。

枯山水は天授庵が再建された慶長年間の作庭で、幾何学模様の石畳と苔の上にもみじが広がる。

天授庵 枯山水の紅葉

池泉回遊式庭園は鎌倉末期、南北朝時代の特徴が色濃くみられることから創建時から存在したという説がある。

天授庵 池泉回遊式庭園と新緑

ただ江戸時代の再建時、および明治元年(1868)に手を加えられており、姿は当時のままではないという。

夜間特別拝観 紅葉ライトアップ(2022年は休止の予定)

天授庵 枯山水庭園の紅葉ライトアップ

天授庵は11月中旬 〜 下旬の紅葉シーズンにライトアップを実施。昼夜入れ替え制で料金は600円。受付時間は17:30 〜 20:45。

昼間の通常拝観は庭園のみだが、夜間特別拝観では普段は非公開の方丈、書院内部に入場し、ライトアップされた庭園を座って鑑賞できる。

すぐ近くの永観堂ライトアップと一緒に訪れるとよい。

建物内はあまり広くないので週末などはまれに入場制限がかかることがある。

開門前も行列ができるが、遅い時間のほうが空いていることが多いのでわざわざ並ぶ必要はない。

ライトアップは年によって行われない可能性があります。必ず最新情報を確認してから訪問してください。

天授庵 写真撮影の注意事項

三脚禁止。

天授庵の混雑

平時は空いている日が多い。

紅葉シーズン、ライトアップは混雑する。

天授庵の御朱印

南禅寺の御朱印は二種類のみで、天授庵固有の御朱印はない。

天授庵のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 地下鉄 東西線「蹴上駅(けあげ)」徒歩5分
  • 市バス(系統:5)「南禅寺・永観堂道」徒歩10分

駐車場

南禅寺 参道の駐車場

南禅寺の参道に有料駐車場がある。

天授庵の基本情報

天授庵 庭園入口