単伝庵(らくがき寺)の概要
単伝庵の創建について確たる史実は分かっていない。
正徳元年(1711)に臨済宗妙心寺派の瑞応によって再建されたという。
移転を繰り返したが荒廃し、昭和三十二年(1957)年に現在地へ再興され現在へ至っている。
境内には本尊 釈迦牟尼仏、江戸時代から当寺に伝わる観音菩薩を安置する本堂、地蔵堂、大黒堂がある。
単伝庵の拝観は土日と年末年始のみ。団体は事前に電話予約することで平日でも参拝できる。
単伝庵(らくがき寺)の見どころ
落く書き祈願
単伝庵の大黒堂にはいわゆる「走り大黒」がお祀りされている。寺伝によれば、南北朝時代の武将 楠木正成(くすのきまさしげ)が戦勝を祈願して石清水八幡宮に寄進した楠から彫刻されたものという。
大黒様が見やすい位置にあるお堂内側の壁に自身の願い事を「落書き」することで成就を祈願する。
昭和時代、大黒堂の再建に寄付をしてくれた人々の願いが叶うようにということで始められた。
志納金は300円。毎年年末に落書きスペースの交換が行われる。
単伝庵(らくがき寺) 写真撮影の注意事項
特になし。らくがきは個人の願い事が書いてあるためプライバシーに配慮が必要。
単伝庵(らくがき寺)の混雑
空いている。
単伝庵(らくがき寺)の御朱印
300円。
単伝庵(らくがき寺)のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒614-8013 京都府八幡市八幡吉野垣内33( →地図でみる)
- →現在地から単伝庵(らくがき寺)の経路を表示
- →京都駅から単伝庵(らくがき寺)の経路を表示
電車 バス
- 京阪電車「石清水八幡宮駅」徒歩10分
「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
すぐ横にある。志納金500円を寺務所で納める。
近くに安いコインパーキングもあり。
単伝庵(らくがき寺)の基本情報
- 名前:たんでんあん らくがきでら / tandenan rakugakidera
- 創建:不詳 / 1711年再建
- 山号:
- 開山 / 開基:瑞応 (再建)
- 宗派:臨済宗妙心寺派
- 本尊:釈迦牟尼仏
- 公式情報:ー
- 観光エリア:城南宮・伏見桃山・石清水八幡宮
- 住所:〒614-8013 京都府八幡市八幡吉野垣内33( →地図でみる)
- 電話:TEL:075-981-2307
- 受付時間:9:00 ~ 15:00(土日のみ拝観可能)
- 拝観料:100円 / 落書き祈願 300円
- 所要時間の目安:30分