石清水八幡宮

石清水八幡宮 本殿

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石清水八幡宮の概要

石清水八幡宮は、貞観元年(859)に奈良の大安寺の僧であった行教が宇佐八幡(大分県)のお告げを受けて平安京の裏鬼門 男山に勧請したのに始まる。

平将門・藤原純友による承平天慶の乱(935 〜 941)の際、朝廷からの勅使が当社へ祈願したところ速やかに平定されたことから国家鎮護の信仰を集めた。

皇室からの崇敬が篤く伊勢神宮に次ぐ国家第二位の宗廟に位置づけられ、天元二年(979)の円融天皇に始まる歴代天皇の行幸は現在に至るまで200回以上を数える。

弓矢の神、戦勝の神として源氏の氏神となったことから武家からも信仰され、織田信長、豊臣秀吉・秀頼も社殿や回廊の修復、再建に尽力している。

現在の本殿も徳川家光によって建てられたもの。

明治維新が始まると官幣大社に列せられ男山八幡宮に改称されたが、由緒ある「石清水」の号を守るべく大正七年(1918)に石清水八幡宮となった。

この「石清水」は境内の石清水社で湧出する冬に凍らず夏に枯れることがない霊泉に由来し、当社創建以前に遡る長い歴史をもつ。

石清水八幡宮 石清水社

また、鎌倉時代の随筆 徒然草には仁和寺の法師が石清水八幡宮を参拝しようとしたが、本宮が山の上にあることを知らず麓の高良社や極楽寺だけに立ち寄って帰ってしまったという場面が登場する。

石清水八幡宮の摂社 高良社

このシーンの通り石清水八幡宮の本殿は男山の山頂にあり、麓の頓宮から登る場合は徒歩で30分程度かかるため歩きやすい服装と靴で出かける必要がある。

駅前のケーブルカー(片道300円)、または山上の駐車場を利用すれば山登りをしなくても参拝ができる。

石清水八幡宮 ケーブル八幡宮駅

石清水八幡宮のケーブルカー

石清水八幡宮の見どころ

国宝の本殿

石清水八幡宮 本殿

寛永十一年(1634)に徳川家光によって造営された本殿は内殿と外殿を相の間を通じて前後に並べた八幡造という形式。

この形式の建築としては現存するもので日本最古かつ最大規模であり、国宝の指定を受けている。

石清水八幡宮 本殿

神仏習合の宗教文化を伝える遺構

石清水八幡宮 男山四十八坊の石垣跡

石清水八幡宮の歴史は古来の神と外来の仏教が結びついた神仏習合の宗教観を色濃く反映している。

明治維新による廃仏毀釈、神仏分離令によって現在は石垣等を残すのみだが、頓宮から本殿へ至る参道沿いにはかつてこの地に存在した男山四十八坊の遺構が残る。

エジソンが用いた竹

石清水八幡宮 エジソンの石碑

発明王 トーマス・エジソンは白熱電球のフィラメントの素材を試行錯誤するにあたり、日本の竹を用いて実験を成功させたことで知られる。

エジソンが実際に使用した竹は石清水八幡宮の鎮座する男山のものであり、境内には石碑が立つ。

ご利益 願掛け

  • 国家鎮護
  • 厄除開運
  • 必勝
  • 交通安全
  • 安産
  • 病気平癒
  • など

石清水八幡宮 写真撮影の注意事項

本殿内陣は撮影禁止。

石清水八幡宮の混雑

空いている日が多い。

石清水八幡宮の御朱印

石清水八幡宮の御朱印

石清水八幡宮 石清水社の御朱印

300円。

摂社の御朱印も複数ある。

石清水八幡宮のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 京阪電車「石清水八幡宮駅」から本殿まで徒歩40分
  • ケーブル「八幡宮山上駅」から本殿まで徒歩5分
「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。

駐車場

石清水八幡宮の山上にある駐車場

山上に参拝者用の広い有料駐車場がある。

普通車 500円、大型車は1000円で8:30 〜 16:00まで。

麓から参道を登る場合は石清水八幡宮駅周辺のコインパーキングを利用。

背割堤 八幡駅周辺のコインパーキング

頓宮横にも駐車場があるが、桜まつりの期間などはかなり値上げされるので要注意。

石清水八幡宮 頓宮の授与所

石清水八幡宮の基本情報

石清水八幡宮 楼門

  • 名前:いわしみずはちまんぐう / iwashimizuhachimangu
  • 創建:859年
  • 祭神:誉田別尊 / 息長帯比売命 / 比咩大神
  • 公式情報:http://www.iwashimizu.or.jp/top.php
  • 観光エリア:城南宮・伏見桃山・石清水八幡宮
  • 住所:〒614-8588 京都府八幡市八幡高坊30( →地図でみる
  • 電話:TEL:075-981-3001
  • 受付時間:開門時間 6:00 〜 18:00 (1/20 〜 3/31は6:30〜) / 9:00 ~ 16:00(社務所)
  • 拝観料:境内参拝無料 / 不定期の本殿昇殿は1000円 / 参道ケーブル 片道300円
  • 所要時間の目安:1時間 / 頓宮から徒歩で登る場合は往復・参拝で2時間以上