西本願寺|【世界遺産】

西本願寺 御影堂

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西本願寺の概要

文永九年(1272)に浄土真宗の開祖 親鸞の墓地として建立された大谷廟堂は、元亨元年(1321)第三代 覚如によって本願寺と号する寺院に改められた。

天正年間(1573 〜 1593)に激化した日蓮宗、浄土真宗、延暦寺の宗派対立によって一時本拠地を大坂へ移転。

さらに戦国時代には教団が強大な勢力を誇っていたことから織田信長とも対立し、十年にも渡る抗争となる。

正親町天皇の勅使 近衛前久の仲介によって一旦は休戦が成立したが、大坂の本願寺は信長によって燃やされてしまった。

信長の死後、豊臣秀吉が大坂の本願寺の跡地周辺に大坂城を築城することになり、天正十九年(1591)秀吉から寄進された現在地へと移転。これを機に東本願寺と分派した。

現在も正式名称は「本願寺」であり、東本願寺に対して「西本願寺」、または「お西さん」の通称で呼ばれる。

現存する伽藍は元和三年(1617)の焼失後の再建。

「親鸞聖人像」、「安城御影」の他、親鸞真筆の「観無量寿経註」、「阿弥陀経註」など数多くの寺宝を所蔵している。

平成六年(1994)にユネスコ世界遺産に登録された。

西本願寺の見どころ

国宝建築物の数々

西本願寺 御影堂

西本願寺の伽藍には江戸時代に建立された建物が数多く残っており、その大半が国宝に指定されている。

  • 「御影堂」:寛永十三年(1636)の建立
  • 「阿弥陀堂(本堂)」:宝暦十年(1760)の建立
  • 「白書院、黒書院、対面所」:畳を上げると能舞台に変わる。狩野了慶、狩野探幽筆とされる障壁画がある
  • 「唐門」:元和四年(1618)の移築。伏見城の遺構とされ、「日暮らし門」の通称で知られる。京都三唐門の一つ。
  • 「飛雲閣」:京都の四閣に数えられる桃山様式の建築。妙覺寺の大門、大徳寺の方丈・唐門(通常非公開)と共に聚楽第の遺構という説がある

西本願寺 国宝の唐門

対面所の東側には「虎渓の庭」と呼ばれる桃山時代も枯山水庭園があり、国指定の特別名勝庭園の一つにもなっている。

なお書院、飛雲閣は通常非公開であり、特別公開時のみ拝観できる。

西本願寺 飛雲閣

現在、西本願寺の一部は改修工事中。詳細は→公式サイトを参照。

大銀杏

西本願寺の大銀杏

西本願寺の境内にあるイチョウは上ではなく放射状に広がった形が特徴で京都市の天然記念物にも指定されている。

西本願寺造営時から存在し樹齢は400年以上とされ、また本願寺の建築物を火災から守ったという伝承から「水吹き銀杏」とも呼ばれる。

西本願寺 大銀杏の紅葉

毎日開催のガイド「お西さんを知ろう!」

西本願寺では毎日無料の解説付きガイドツアーを開催。1日4回、9:30、11:00、13:45、15:30に行われる。

各回40分ほどで、受付は境内の総合案内所にある。

毎朝6時の法話

西本願寺では毎日朝6時から御影堂で「晨朝法話」を開催。

誰でも予約不要かつ無料で参加できる。

西本願寺 写真撮影の注意事項

西本願寺 飛雲閣
法要中のお堂内部、および書院は撮影禁止。

西本願寺の混雑

西本願寺 大銀杏の紅葉

境内は広いので人が多くてもさほど気にならない。

大規模な法要などで信徒が集まる日はかなり混雑する。

西本願寺の御朱印

本願寺は現在のスタンプラリーのような御朱印集めブームや特別御朱印などを発行し拝金主義に陥った寺院、神社に批判的であり、御朱印の授与は行っていない。

西本願寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • JR「京都駅」徒歩20分
  • 市バス(系統:9、28、75、急行111)「西本願寺前」徒歩すぐ

駐車場

西本願寺の駐車場

境内北側にある総会所に無料の駐車場がある。

案内に従い、名前と車のナンバーを伝える必要がある。

西本願寺の基本情報

西本願寺 総門

  • 名前:にしほんがんじ / nishihonganji
  • 創建:1591年
  • 山号:龍谷山
  • 開山 / 開基:顕如
  • 宗派:浄土真宗本願寺派本山
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報:https://www.hongwanji.kyoto
  • 観光エリア:京都駅・本願寺
  • 住所:〒600-8501 京都府京都市下京区本願寺門前町 堀川通花屋町下ル( →地図でみる
  • 電話:TEL:075-371-5181
  • 受付時間:5:30 ~ 17:00
  • 拝観料:無料
  • 所要時間の目安:30分 〜 1時間