東本願寺(真宗本廟)

東本願寺 御影堂門

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東本願寺の概要

浄土真宗の開祖 親鸞は弘長二年(1262)に入滅した。

文永九年(1272)に親鸞の墓地である「大谷廟堂」が建立され、 この廟堂が元亨元年(1321)覚如によって本願寺と号する寺院に改められた。

その後、親鸞の門弟によって浄土真宗の教えが広がり大教団を形成するが、教団の興隆とともに内部での対立が顕在化することになる。

慶長七年(1602)、十二代 教如が徳川家康より拝領した地に建立したのが現在の東本願寺であり、これ以降西本願寺と分立した。

東本願寺という寺名は西本願寺に対する通称であり、現在も正式名称は「本願寺」、または「真宗本廟」という。

江戸時代には徳川幕府と良好な関係を築き大いに繁栄したが、明治維新が始まると神仏分離令、廃仏毀釈によって危機的状況に陥った。

創建時より四度の火災にあっており、現在の伽藍は明治二十八年(1895)以降の再建。

親鸞真筆の「教行信証」、親鸞聖人像など数々の寺宝を所蔵している。

東本願寺の見どころ

巨大な木造建築の数々

現在の東本願寺の建築物は再建されてからの歴史こそ浅いものの、世界最大級の木造建築である御影堂、京都三大門の一つに数えられる御影堂門などが並ぶ伽藍の景色は壮観。

御影堂門は明治四十四年(1911)の再建であり、非公開の楼上には三尊像が安置されている。

いわゆる観光寺院ではないが、京都駅からも近く早朝から無料で入場できるため、ぜひ参拝しておきたい。

東本願寺 銀杏の紅葉

毎朝7時の法話

東本願寺の御影堂では毎日朝の7時から「晨朝法話」を行っている。

申し込みは不要で誰でも無料で参加できる。

東本願寺 写真撮影の注意事項

お堂内部は撮影不可。

東本願寺の混雑

東本願寺 銀杏の紅葉

境内は広いので人が多くてもさほど気にならない。

大規模な法要などで信徒が集まる日はかなり混雑する。

東本願寺の御朱印

本願寺は現在のスタンプラリーのような御朱印集めブームや特別御朱印などを発行し拝金主義に陥った寺院、神社に批判的であり、御朱印の授与は行っていない。

東本願寺のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • JR「京都駅」徒歩7分
  • 地下鉄 烏丸線「五条駅」徒歩5分
  • 市バス(系統:5、26、73、86、88、205、206、208)「烏丸七条」徒歩すぐ

駐車場

東本願寺の駐車場

東側の門前(烏丸通の方)に有料のパーキングがある。

東本願寺の基本情報

  • 名前:ひがしほんがんじ / higashihonganji
  • 創建:1602年
  • 山号:
  • 開山 / 開基:教如
  • 宗派:浄土真宗大谷派本山
  • 本尊:阿弥陀如来
  • 公式情報:http://www.higashihonganji.or.jp
  • 観光エリア:京都駅・本願寺
  • 住所:〒600-8505 京都府京都市下京区常葉町754( →地図でみる
  • 電話:TEL:075-371-9181
  • 受付時間:5:50 ~ 17:30 / 11月 〜 2月は6:20 〜 16:30
  • 拝観料:無料
  • 所要時間の目安:30分 〜 1時間