宗忠神社

宗忠神社 鳥居と桜

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宗忠神社の概要

宗忠神社は、文久二年(1862)に黒住教の教祖 黒住宗忠を祀る社として創建された。御祭神の宗忠大明神は黒住宗忠が朝廷から授かった神号。

創建に際し、吉田神社の境内の一部を拝領した。

創祀からわずか三年後の慶応元年(1865)には孝明天皇の勅願所となり、また二條家、九條家といった公家からも厚く信仰された。

宗忠神社の拝殿

鳥居形の一つである「宗忠鳥居」は当神社のものがわかりやすく典型的な形をしていたことに由来(※発祥地ではない) する。現在のものは昭和五十七年(1982)の再建。

宗忠神社の鳥居

当初は国家安泰の祈願が主だったが、宗忠神社の創建に貢献した赤木忠春が黒住宗忠の教えを拝聴したところ盲目が開眼した、という伝承から眼病平癒の祈願が絶えない。

なお黒住宗忠の出身地である岡山県にも同名の神社が存在することから地名をつけて「神楽岡 宗忠神社」と呼ばれることが多い。

宗忠神社の見どころ

逆立ちした狛犬

宗忠神社の参道入口には、備前焼で作られた逆立ちの狛犬が二匹いる。

備前焼製、または逆立ちの狛犬自体は珍しいものではないが、二匹そろって対になっているのは全国でもあまり見られないという。

参道の桜

宗忠神社 参道の桜

宗忠神社の参道は桜のアーチがかかっている名所として知られ、春は向かいにある真如堂とともに多くの参拝者が訪れる。

また宗忠神社の北側にある吉田神社の末社 竹中稲荷社の鳥居も桜のフォトスポットとして人気。

竹中稲荷神社の鳥居と桜

送り火の右大文字を間近で鑑賞できる

宗忠神社から右大文字を眺める

宗忠神社から上記の竹中稲荷社へ向かう道沿いからは、8月16日に行われる五山の送り火の「右大文字」を間近で鑑賞できる。

大の字がしっかりと見える上にパチパチと木々が燃える音まで聞こえるベストポジションだが人も少ない穴場である。

ご利益 願掛け

  • 国家安泰
  • 安産・子宝
  • 学業
  • 心願成就
  • 安全祈願
  • 健康祈願
  • 眼病平癒
  • など

宗忠神社 写真撮影の注意事項

宗忠神社 稲荷と桜

特になし。

宗忠神社の混雑

空いている日が多い。

宗忠神社の御朱印

宗忠神社の御朱印

300円。

宗忠神社のアクセス

住所と地図、経路のリンク

電車 バス

  • 市バス(系統:32、93、急行100、203、204)「岡崎道」徒歩10分
  • 市バス(系統:5、32、93、急行100、203、204)「真如堂前」徒歩10分

駐車場

宗忠神社の駐車場

参拝者は無料。

駐車したままどこかへ行く場合は500円を社務所で支払う。

宗忠神社の基本情報

宗忠神社 鳥居の扁額

  • 名前:むねただじんじゃ / munetadajinja
  • 創建:1862年
  • 祭神:天照大御神 / 宗忠大明神
  • 公式情報:https://munetadajinja.jp
  • 観光エリア:平安神宮・岡崎
  • 住所:〒606-8314 京都府京都市左京区吉田下大路町63( →地図でみる
  • 受付時間:境内自由 / 9:00 ~ 16:00(社務所)
  • 拝観料:無料
  • 所要時間の目安:15分