背割堤の概要
背割堤は宇治川と木津川の合流地点を東西に区切るように築かれた堤防。この合流部の先は淀川と名前を変え、大阪湾へと流れていく。
かつては今よりもやや北東で2つの河川が合流していたが、明治時代に度重なる氾濫で大きな被害が出たことから大正時代にかけて現在の流路に改修された。
背割堤は大正六年(1917)頃の建造である。
堤防の上は国営の淀川河川公園を構成する一部として整備されている。
背割堤の見どころ
桜並木
背割堤の上には昭和末期に植えられた250本のソメイヨシノがあり、東西に全長1.4kmの桜並木が続く。
京都では東寺、醍醐寺の三宝院、円山公園など大きな枝垂れ桜のある場所が桜の名所として好まれる傾向にあるが、背割堤では一面に広がるソメイヨシノの景色を楽しめる。
以前は指定エリアではBBQが可能だったが、近年は禁止になっている。
早朝から散策でき順光、逆光いずれも対応できるため、桜の季節はペットの記念写真やコスプレ愛好家のカメラ撮影スポットとしても人気。
背割堤 写真撮影の注意事項
特になし。
桜をバックにした写真や動画撮影スポットとして人気だが、近くに京阪の鉄橋があり定期的に大きな音がするため動画撮影の音声などはタイミングをうまく計る必要がある。
背割堤の混雑
桜の季節は多くの花見客で賑わう。
背割堤のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒614-8312 京都府八幡市( →地図でみる)
- →現在地から背割堤の経路を表示
- →京都駅から背割堤の経路を表示
電車 バス
- 京阪電車「石清水八幡宮駅」徒歩10分
「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
広い駐車場がある。
八幡駅周辺のコインパーキングも利用できる。
背割堤の基本情報
- 名前:せわりてい / sewaritei
- 造営年:1917年
- 公式情報:https://www.yodogawa-park.go.jp
- 観光エリア:城南宮・伏見桃山・石清水八幡宮
- 住所:〒614-8312 京都府八幡市( →地図でみる)
- 受付時間:園内自由 / 展望台は9:00~16:30
- 入場料:無料 / 桜の季節の展望台は有料
- 所要時間の目安:1時間