常照皇寺の桜 見どころを写真で紹介
常照皇寺 3種類の桜
常照皇寺は鎌倉時代に光厳天皇によって創建された禅宗寺院。
境内には3種類の有名な桜があります。
「九重桜」は一重咲きの枝垂れ桜であり、光明天皇が隠棲していた兄 光厳院を訪ねた際に御所から植え替えたもの。
現存するのは二代目で京都の桜で唯一国の天然記念物の指定を受けています。
一番大きい「左近の桜」は岩倉具視が御所から株分けしたもの。
「御車返しの桜」は一重と八重の花が同じ枝に咲く珍しい品種で、名前は江戸時代に後水尾天皇があまりの美しさに御所車を引き返させたという逸話に由来しています。
駐車場前の参道にも立派な紅枝垂れ桜が1本あります。
常照皇寺の桜の見頃はいつ?目安も紹介
この記事の写真撮影日
九重桜、左近の桜:「4月8日」 / (気象庁の開花宣言 3月24日 / 満開宣言 3月30日)
御車返しの桜(散り始め、他の桜は散っていました):「(別の年の)4月7日 」 / (気象庁の開花宣言 3月16日 / 満開宣言 3月26日)
常照皇寺の桜の見頃は「遅め」です。それぞれ見頃を迎える時期が微妙に違います。
左近の桜はソメイヨシノの満開宣言から1週間後辺りが目安。九重桜はそれより少し前、御車返しの桜は少し後。
当サイトでは、「気象庁の京都市のソメイヨシノの開花、満開宣言より早い、または遅い」かを判断基準としています。
「2024年 開花 3月29日 / 満開4月5日」
気候により開花や見頃の時期は年によって違いますが、「桜の花が咲く順番」は場所や木々によって例年ほぼ同じなので、ソメイヨシノの見頃を基準にすると早咲き、遅咲きの桜もおおよその満開時期を予想することができます。
2024年は4月のはじめに早咲きの桜、4月の2週目にソメイヨシノ、遅咲きの桜は4月10日以降が見頃になると思われます。
常照皇寺の桜の混雑
平時より人が多いが煩わしいほどではない。
たまに観光バスがくることがある。
常照皇寺の桜 写真撮影の注意事項
三脚禁止。
常照皇寺の桜 アクセス
住所と地図のリンク
- 〒601-0313 京都府京都市右京区京北井戸町丸山14−6( →地図でみる)
電車 バス
- 京北ふるさとバス 山国・黒田線 「山國御陵前」徒歩10分
京都市の中心部からアクセスする場合、JR西日本バス「高雄・京北線」の終点「周山(しゅうざん)」で京北ふるさとバスに乗り換えになる。
駐車場
参道の前に広い参拝者用の無料駐車場がある。
常照皇寺の基本情報
- 名前:じょうしょうこうじ / joushoukouji
- 公式情報:ー
- 観光エリア:高雄・周山
- 住所:〒601-0313 京都府京都市右京区京北井戸町丸山14−6( →地図でみる)
- 受付時間:9:00 ~ 16:00
- 拝観料:500円 / 受付は無人の日があるため小銭が必要
- 所要時間の目安:30分 〜1時間