山科神社の概要
山科神社は、寛平九年(897)に宇多天皇の勅命により創建されたと伝わる。
豪族 宮道氏の氏神として、また山科の産土神として信仰され、山科一宮とも呼ばれた。
往時には丹波、山城などにも社領があったというが、現在は本殿、権殿、拝殿など数少ない建造物が残るだけとなっている。
忠臣蔵で知られる赤穂浪士 大石良雄は元禄十四年から十五年(1701 〜 1702)は山科の地で隠棲しており、当時山科神社の奥の院だった岩屋神社で大願成就を祈ったという。
例祭は山科祭と呼ばれ、毎年10月の第三日曜日に開催される。
西側は稲荷山であり、山を超えた所に伏見稲荷大社がある。
山科神社の見どころ
指定有形文化財の本殿
山科神社 三間社流造の本殿の建築年代は不詳。
細部の彫刻や建築材の痛み具合から室町時代後期に造営されたという説がある。
灯籠には寛永二十年(1643)、鳥居に万治三年(1643)の刻銘があり、江戸時代初期にはすでに現在の姿だったと考えられている。
ご利益 願掛け
- 大願成就
山科神社 写真撮影の注意事項
特になし。
山科神社の混雑
空いている。
山科神社の御朱印
普段は無人であり御朱印の授与は行っていない。
山科神社のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒607-8309 京都府京都市山科区西野山岩ケ谷町1( →地図でみる)
- →現在地から山科神社の経路を表示
- →京都駅から山科神社の経路を表示
電車 バス
- 地下鉄 東西線「椥辻(なぎつじ)駅」徒歩25分
- 京阪バス「大石神社」徒歩15分
バス1日乗車券の対象エリア外です。「地下鉄・バス1日乗車券」ならば対象エリアに含まれます。
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
広い境内に駐車できる。