法輪寺の概要
法輪寺は、享保十二年(1727)に万海慈源(まんかいじげん)が両替商 荒木光品宗禎の援助を得て、大愚宗築を開山として創建。
だるま寺の通称で広く知られている。
第二次世界大戦後、中国禅宗の祖 達磨大師の「七転び八起き」にあやかり、復興を祈ってダルマの寄進を呼びかけたのがはじまりという。
現在の境内には達磨堂を中心に8000体以上の達磨が置かれている。
また昭和19年(1944)に建てられた貴寧磨堂(キネマ堂)には多くの映画人の位牌が祀られている。
当時の映画人は身寄りのない人が多く、無縁仏にならないように日活太秦撮影所の関係者が面倒見ていたものを当寺で供養することにしたという。
なお京都には嵐山にも同名の寺院があるのでナビや地図アプリを利用する場合は注意が必要である。
法輪寺の見どころ
庭園「無尽庭」
法輪寺の方丈には「無尽庭(むじんてい)」という枯山水庭園がある。
昭和五十三年(1978)、庭司 植音の奥田龍司が作庭した。
仏教画「十牛図」を題材にしており、大きな鞍馬石や地元の石を使って大胆な石組みを作り、周囲には苔が、上にはもみじが広がる。
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なお十牛図をモチーフにした庭園は一乗寺の圓光寺にもある。
法輪寺 写真撮影の注意事項
特になし。
法輪寺の混雑
空いている日が多い。
法輪寺の御朱印
300円。
法輪寺のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒602-8366 京都府京都市上京区行衛町 下立売通天神道西入行衛町457( →地図でみる)
- →現在地から法輪寺の経路を表示
- →京都駅から法輪寺の経路を表示
電車 バス
- JR「円町駅」徒歩5分
- 市バス(系統:15、26、91、93、202、203、204、205)「西ノ京円町」徒歩5分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
広い無料の駐車場がある。