金光寺の概要
金光寺は平安時代に空也が松尾大社の一画を拝領して建立した念仏道場が起源という。
創建当初は天台宗の寺院であったが、鎌倉時代に入り一遍に帰依した三十二代 胤恵(作阿)によって時宗に改宗された。
その立地から市屋道場と呼ばれ、大栄年間(1521 〜 1528)には足利義晴が宿泊したこともあることから一夜道場とも称されたという。
隣りにある市比賣神社は金光寺の鎮守であり、天正十九年(1591)に豊臣秀吉によって共に現在地へ移され今に至っている。
金光寺は通常非公開。
近年は春頃に寺宝展で公開されることがある。御朱印は平時でも授与して頂ける。
金光寺の見どころ
本尊 伝常朝作の引接阿弥陀如来と遊行上人絵巻
金光寺の本尊 阿弥陀如来は常朝作と伝わる。元は花山天皇が念持仏としていたものを空也が賜ったという。
その他、当寺には重要文化財である極彩色の遊行上人絵巻 (鎌倉時代)が保存されている。
いずれも通常は非公開だが、定期的に宝物展で特別公開される。
金光寺 写真撮影の注意事項
山門の奥は一切の写真撮影禁止。
金光寺の混雑
特別公開期間でも比較的空いていることが多い。
金光寺の御朱印
300円。
御朱印は特別公開を行っていない平時でも授与して頂ける。
山門右の扉から境内に入り向かって右に寺務所のインターホンがある。
金光寺のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町593( →地図でみる)
- →現在地から金光寺の経路を表示
- →京都駅から金光寺の経路を表示
電車 バス
- 地下鉄 烏丸線「五条駅」徒歩5分
- 京阪電車「清水五条駅」徒歩5分
- 市バス(系統:4、5、17、80、205)「河原町五条」徒歩3分
- 市バス(系統:4、17、205)「河原町正面」徒歩3分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
なし。
周辺のコインパーキングを利用。