梅宮大社の概要
梅宮大社の創建については諸説あり確たる史実は定まっていない。
一説によると、奈良時代に橘氏の祖 県犬養橘三千代(あがたいぬかいのたちばなのみちよ)が山城国に酒解神(さかとけのかみ)を氏神として祀ったのにはじまるという。
平安時代に入り、嵯峨天皇の皇后 橘嘉智子(たちばなのかちこ、檀林皇后)によって現在地へ遷座したと伝わる。
平安時代には朝廷から崇敬を集めて二十二社に列せられ、また例祭 梅宮祭には勅使が派遣されるなど大いに栄えていたことが伺える。
応仁の乱(1467 〜 1477)で一時焼失したが、元禄十三年(1700)に徳川家の支援を受けて社殿が再建された。境内にはこの頃に整えられた建物が現存している。
ご祭神にあやかり古来から酒造の神として信仰されており、また子宝に恵まれなかった檀林皇后が当社を参拝したところ後の仁明天皇を授かったことから安産祈願の参拝者も絶えない。
本殿の東の跨げ石をまたぐと子宝に恵まれると信じられている。
境内西側の三石は「影向石(ようごういし)」と呼ばれ、熊野から飛来した三羽のカラスが石になったと伝わり摂社の御神体となっている。
梅宮大社の見どころ
神苑
梅宮大社の神苑は池を中心とした回遊式庭園となっており、カキツバタ、アジサイ、つつじ、梅などの花々が楽しめる名所として知られる。
ご利益 願掛け
- 子授け
- 安産
- 酒の神
梅宮大社 写真撮影の注意事項
特になし。
三脚等は他の参拝者の通行を妨げない場合に限り使用可能。
梅宮大社の混雑
空いている日が多い。
梅宮大社の御朱印
300円。
梅宮大社のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒615-0921 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30( →地図でみる)
- →現在地から梅宮大社の経路を表示
- →京都駅から梅宮大社の経路を表示
電車 バス
- 阪急電車「松尾大社駅」徒歩15分
- 市バス(系統:3、28、29、67、71)「梅宮大社前」徒歩3分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
鳥居の前に駐車場がある。
梅宮大社の基本情報
- 名前:うめのみやたいしゃ / umenomiyataisha
- 創建:不詳 / 奈良時代から平安時代
- 祭神:酒解神 / 酒解子神 / 大若子神 / 小若子神
- 公式情報:http://www.umenomiya.or.jp
- 観光エリア:桂離宮・苔寺
- 住所:〒615-0921 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30( →地図でみる)
- 受付時間:境内自由 / 9:00 ~ 16:30
- 拝観料:境内自由 / 神苑 550円
- 所要時間の目安:30分