宇治神社の概要
宇治神社の創建年代は不詳。
この地にはかつて応神天皇の離宮があり、その皇子であった仁徳天皇が自身に皇位を譲るために自害した兄 菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)を祀ったのにはじまるとも伝わる。
平安時代頃より貴族から崇敬を集め、また庶民からも宇治の産土神として信仰された。
以前は宇治上神社と共に「宇治離宮明神(八幡宮)」と呼ばれ、上社(宇治上神社)に対して離宮下社とも称された。
明治十九年(1886)に独立し、現在の宇治神社となる。
三間社流造の本殿は鎌倉時代初期の建立とされ、内陣には御祭神である菟道稚郎子の神像が安置されている。
生前、聡明な人物として名高かった御祭神にちなみ学問・受験合格の神としても信仰が篤い。
宇治神社の見どころ
「宇治」の由来 みかえり兎
宇治神社では、うさぎが人々を正しい方向へと導く神の使いとされている。
これは、河内の国(現在の大阪)から京都へ戻る途中に迷ってしまった菟道稚郎子を、一羽のうさぎが振り返りながら正しい道へ先導してくれたという「みかえり兎」の伝承に由来する。
宇治という地名もこの逸話にちなんで「菟道(うぢ)」から転じたものという説がある。
また京都に数ある寺社オリジナル御朱印帳の中でも、宇治神社のうさぎ柄のものは特に可愛いデザインで有名(色は複数ある)。
ご利益 願掛け
- 学問の神
宇治神社 写真撮影の注意事項
特になし。
宇治神社の混雑
空いている日が多い。
宇治神社の御朱印
300円。
宇治神社のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒611-0021 京都府宇治市宇治山田 1丁目( →地図でみる)
- →現在地から宇治神社の経路を表示
- →京都駅から宇治神社の経路を表示
電車 バス
- JR線「宇治駅」徒歩10分
- 京阪電車「宇治駅」徒歩5分
「バス1日乗車券」、「地下鉄・バス1日乗車券」いずれも対象外のエリアです。1日乗車券のエリア外料金は現金払いのみで差額をICカードで支払うことはできません(全額支払いならばICカードOK)。
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
境内南側に有料の駐車場がある。
宇治神社の基本情報
- 名前:うじじんじゃ / ujijinja
- 創建:不詳
- 祭神:菟道稚郎子
- 公式情報:http://uji-jinja.com
- 観光エリア:宇治
- 住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治山田 1丁目( →地図でみる)
- 受付時間:境内自由 / 9:00 ~ 16:00頃(社務所)
- 拝観料:境内自由
- 所要時間の目安:15分