圓通寺の概要
圓通寺は、もともと後水尾天皇が造営した幡枝御所(はたえだごしょ、幡枝離宮とも)であった。
天皇を退位した後水尾上皇が修学院離宮を完成させた後、もう一つの念願だった禅院開創の夢を果たすべく文英尼(ぶんえいに)公を開基として招聘し延宝六年(1678)大悲山 圓通寺となる。
圓通寺は霊元天皇の勅願所(天皇が国家鎮護を祈願する神社やお寺のこと)となり、後水尾天皇以降の歴代皇族の位牌を祀っている。
圓通寺の見どころ
比叡山を借景とする枯山水庭園
圓通寺の客殿東側に広がる比叡山を望む枯山水は上賀茂の正伝寺と並び借景庭園の典型として名高く、国の名勝にも指定されている。
庭園は圓通寺の前身となる幡枝御所のものがそのまま現存する。
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柿や4月下旬から5月上旬のキリシマツツジも有名である
圓通寺 写真撮影の注意事項
建物内は庭園方向のみ撮影可能。
圓通寺の混雑
空いている日が多い。
紅葉シーズンはたまに団体客が来ることがある。
圓通寺の御朱印
300円。書き置き。
圓通寺のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町389( →地図でみる)
- →現在地から圓通寺の経路を表示
- →京都駅から圓通寺の経路を表示
電車 バス
- 京都バス(系統:40、45、46、50、52)「幡枝(はたえだ)」徒歩10分
- 京都バス(系統:45、46)「自動車教習所前」徒歩10分
- 叡山電車「京都精華大前駅」徒歩20分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
無料。