岩倉具視幽棲旧宅の概要
岩倉具視は、尊王攘夷派から佐幕派とみなされ京都を追放された後、元治元年(1864)から慶応三年(1867)まで洛北の岩倉村で隠棲していた。
現在に残る旧宅は岩倉具視が大工藤吉から購入した住居を増築したもの。
昭和七年(1932)岩倉の孫にあたる東伏見宮周子(ひがしふしみのみやかねこ)によって鄰雲軒(りんうんけん)と名付けられた。
長らく保存会によって維持されてきたが、平成二十年(2008)から京都市によって修復がすすめられ、現在はすべての所有権を京都市が保有する。
管理、運営は植彌加藤造園株式会社に委託されている。
岩倉具視幽棲旧宅の見どころ
幕末に思いを馳せる史跡
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岩倉の旧宅には生前の坂本龍馬や中岡慎太郎といった大物志士たちが訪れたことで知られる。
現在の旧宅には対岳文庫に展示されている資料に加え、ガイドによる詳しい解説も聴くことができる。
七代目小川治兵衛(植治)も関わったという庭園を眺めながらゆったりと歴史を感じられるスポットである。
岩倉具視幽棲旧宅 写真撮影の注意事項
対岳文庫で展示されている資料は撮影不可。
岩倉具視幽棲旧宅のアクセス
住所と地図、経路のリンク
- 〒606-0017 京都府京都市左京区岩倉上蔵町100( →地図でみる)
- →現在地から岩倉具視幽棲旧宅の経路を表示
- →京都駅から岩倉具視幽棲旧宅の経路を表示
電車 バス
- 京都バス(系統:21、24)「岩倉実相院」徒歩2分
- 叡山電車「岩倉駅」徒歩20分
バス時刻表、路線図の公式リンク
駐車場
無料。場所は事前にメール、電話等で要問い合わせ。
岩倉具視幽棲旧宅の基本情報
- 名前:いわくらともみ ゆうせいきゅうたく / iwakuratomomi yuseikyutaku
- 造営年:1864年(増築)
- 公式情報:https://iwakura-tomomi.jp
- 観光エリア:鞍馬・貴船・岩倉
- 住所:〒606-0017 京都府京都市左京区岩倉上蔵町100( →地図でみる)
- 受付時間:9:00 ~ 16:30
- 参観休止日:水曜日(祝日の場合は次の平日が休み) / 12/29 〜 1/3
- 入場料:300円
- 所要時間の目安:30分